【隠れデレの破壊力】アーリャさんが尊すぎる|感想レビュー

こんにちは。アシカです!

「好き」なんて言えるわけない。
でも、時々こぼれるロシア語が全部、愛おしい——。

今回ご紹介するのは、クールな銀髪美少女が時折ロシア語でデレてくるという、
そのギャップに誰もが撃ち抜かれる青春ラブコメ、『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』。
ラノベ発の本作は、漫画版でもその魅力がぎゅっと詰め込まれており、
ニヤニヤが止まらない恋の駆け引きが堪能できます。
クール系ヒロイン好きはもちろん、翻訳されないままの愛にときめくすべての人に贈る、
ちょっと変わった青春ラブストーリーをご紹介します!

この作品は下記のような方にオススメです。

▪️クールビューティーなヒロインに弱い方。

▪️恋の駆け引き・じれったい関係が好きな方。

▪️「実はデレデレ」系のツンデレが好きな方。

あらすじ概要

<作品紹介>
「И на меня тоже обрати внимание」隣の席に座る絶世の銀髪美少女、アーリャさんは時々ロシア語を話す。本人は俺を罵倒していると言うのだが…事実は違う!さっきのロシア語、彼女は「私のことかまってよ」と言っていたのだ!実は俺、久世政近のロシア語リスニングはネイティブレベルなのである。そんな事とは露知らず、今日も甘々なロシア語でデレてくるアーリャさん!全生徒憧れの的、超ハイスペックなロシアンJKとの青春ラブコメディ!

引用元:時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん|【第1話】孤高のお嬢様と怠惰な隣人
|マガポケ|少年マガジン公式無料漫画アプリ

上記の通り、誰もが憧れる完璧ヒロイン・アーリャさんが、ロシア語でだけ本音を漏らしてくる――そんな甘くてじれったい青春ラブコメが展開されていきます。

アーリャさんのロシア語を理解できることを隠しながら、本音を聞いては赤面し、戸惑い、時に振り回される久世政近の反応がたまらなく可笑しくも愛おしい。
翻訳されるたびに距離が縮まっていく、一方通行に見えて実はバレている甘々片思いの攻防戦に、ニヤニヤが止まらないこと間違いなしです!

感想

日本語では、ツンツンな態度全開のアーリャさん。しかし、罵倒した後にロシア語でデレるという今までない新しいツンデレの形でめちゃくちゃ面白かったです!

Screenshot
引用元:時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 1巻より

しかも、アーリャさん本人は、ロシア語で喋っているから絶対バレていないと思っているのですが、主人公の久世政近は、祖父の影響でロシア語がわかるというご都合展開のため、政近視点だとただデレているだけだと展開が更に物語を面白くしてくれます。

政近本人も、今更「俺、実はロシア語わかるんだよね」ということは言えず、アーリャさんのデレデレな発言に動揺しまくりで面白いです。

Screenshot
引用元:時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 1巻より

アーリャさんは、文武両道の銀髪美少女で誰に対しても厳しい優等生タイプで、特に政近には厳しく接していますが、昔のあることをきっかけに、無自覚に政近に惚れています。

そのため、政近の幼馴染(実妹)相手にも嫉妬したりと意外に感情が豊かです。

しかも、時々政近を照れさせようと、軽い悪戯を仕掛けてきますが男に免疫がないため逆に照れてしまったりと可愛い一面もあります。普段はクールなのに政近が絡むと途端に情緒が不安定になるアーリャさん、最高に可愛いです笑

続いて、政近については名門高校に通う落ちこぼれキャラで、不真面目な青年です。
夜遅くまでアニメを視聴していたり、学校内でソシャゲをしたりとアーリャさんとは正反対となっておりますが、アーリャさんを愛称で呼んでいたりと仲は良好です。

基本的には赤点ギリギリの政近ではありますが、実は実家が名門でしかも昔は神童と呼ばれていた超天才児だったりします。

そのため、アーリャさんがピンチになると持ち前の頭脳を活かして助けたりと、普段はふざけているのに決める時は決めるギャップのある主人公となっています!

ストーリーについては、生徒会長を目指しているアーリャさんを政近が手助けするお話となっており、生徒会関係が物語の主軸となっています。その生徒会にはアーリャさんのお姉さんがいたり、政近の実妹がいたりと、濃い面子が多いため呼んでいて全く飽きないです。

しかも、政近の初恋の相手が小さい頃に出会ったロシア人の女の子だったりと、伏線も多く続きが気になる構成となっています。

ロシア語でデレまくるアーリャさんを見てるだけでも、大満足なのにストーリーも面白いという満足度が高すぎ作品となっています!

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』が好きな方にオススメの作品

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』が好きな方には、以下の作品もオススメです。

①千歳くんはラムネ瓶のなか

✅『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』ファンに刺さるポイント

🔹完璧すぎるヒロイン&ヒーローが放つ、圧倒的なカースト感
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』の政近とアーリャは、頭脳明晰でビジュアルも完璧。そんな高嶺の存在が隣にいて、時折こぼす本音にときめく…という構図が魅力です。
『千歳くんはラムネ瓶のなか』の主人公・千歳朔もまた、藤志高校の頂点に君臨する超リア充。「五組の千歳朔はヤリチン糞野郎」と裏サイトで叩かれながらも、実際は誰よりも仲間想いで、弱者を放っておけないヒーロー気質。朔とその仲間たちのまぶしすぎる青春は、読者に新しい視点を与えてくれます!

🔹 本音を知ってしまった瞬間、物語が動き出す
政近がロシア語を理解するがゆえに、アーリャのツンの裏にあるデレを受け止められるように、『千歳くんはラムネ瓶のなか』では、朔が不登校のオタク少年・山崎健太の“心の傷”に正面から向き合っていきます。ただのリア充ハーレムものかと思いきや、朔は健太を学校に連れ戻すために本気でぶつかり、健太の価値観や人生を変えていきます。
わかり合えなさそうなふたり心を通わせる展開が好きな人には、確実に刺さります!

🔹 クール&熱血、だけじゃない!笑えて泣けるストーリーが最高!
アーリャと政近のかけ合いがラブコメとして心地よいように、『千歳くんはラムネ瓶のなか』でも朔とヒロインたちのテンポの良いやり取りが光ります。特に、正妻ポジションの柊夕湖とのやり取りは掛け合い漫才のように絶妙で、思わず笑ってしまいます。
また、健太が過去のトラウマに立ち向かうクライマックスで、朔が颯爽と現れるシーンは鳥肌必至。「あれ、俺、今恋した…?」と思わず口にしてしまいそうな、真のヒーローっぷりが炸裂します。

『千歳くんはラムネ瓶のなか』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

②君の先生でもヒロインになれますか?

✅『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』ファンに刺さるポイント

🔹 クール系ヒロインが生活力皆無すぎて可愛い!
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』で印象的なのは、完璧な才女であるアーリャが、時折ロシア語で甘えたり照れたりするギャップ。
このギャップにときめいた読者には、『君の先生でもヒロインになれますか?』のヒロイン・天条レイユがドンピシャです!彼女は学校では冷静沈着な理想の先生ですが、実は生活能力ゼロのズボラ社会人。そんな彼女の隣に住む生徒・錦悠凪が、朝夕の食事をはじめ、家事全般をお世話することに。プライベートでは一転して、感情に振り回される年上ヒロインの姿が、もう可愛くてたまりません!

🔹 年下男子の一途なお世話口説きが最高にニヤける!
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』の政近が、冷静にアーリャのボケ(というかロシア語)に的確なツッコミを入れつつも、少しずつ彼女の距離を詰めていくところが見どころですが、『君の先生でもヒロインになれますか?』の悠凪はもっと攻めるタイプの年下男子!
料理・洗濯・掃除といった家事スキルを駆使して、レイユに「依存不可避」な生活をプレゼントしながら、隙あらば一途に口説いてくる……。しかもそのたびにレイユが照れる。ニヤニヤ必至の展開が止まりません!

🔹 面倒くさいけど、放っておけない拗らせ年上ヒロインの魅力
アーリャと同様に、天条レイユもまた、恋愛に対して拗らせているタイプ。
「永遠の愛なんて信じない」などと強がるものの、悠凪が他の女性と仲良くしているとつい嫉妬してしまう…という、素直になれない大人のヒロインが描かれています。
でもそんな彼女、基本的にチョロいです笑
真っ直ぐな悠凪にグイグイ来られると、あっさり動揺してしまうギャップがたまりません。
理性と感情の攻防戦という点では、まさに『アーリャさん』と同じ魅力が詰まっています!

『君の先生でもヒロインになれますか?』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

まとめ

クールで高嶺の花のように見えるアーリャが、
時折ボソッと漏らすロシア語だけが、彼女の本音を教えてくれる。

そんな甘くもじれったい関係性に、
気づけばあなたも政近と一緒にドキドキさせられているはずです。

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』は、
ただのラブコメではなく、言葉にできない想いがもどかしくも愛おしい作品。
クールなヒロインの裏にある可愛らしさ、そして恋が進むたびに見えてくる素顔に、
きっと心を掴まれます。

もしあなたが、ひと味違ったラブコメを探しているのなら、
この作品との出会いは運命のひと言かもしれません。

タイトルとURLをコピーしました