【恋のきっかけは母の一言】ぼっちの僕に強制彼女がやってきた|感想レビュー

こんにちは。アシカです!

恋愛に不器用な大人たちが織りなす、ちょっと切なくて、でもどこか笑えて愛おしい物語――。
『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』は、「彼女ができたら人生変わるかも…」そんな妄想を一度でもしたことがある人なら、間違いなく刺さる恋愛漫画です。

ぼっちを貫く青年・円堂周平の元に、ある日突然、美人な同僚が「彼女候補」としてやってくるという衝撃の幕開けから始まる本作。
嘘から始まった関係が、じわじわと本物に変わっていく過程に、読む手が止まらなくなること必至です!

この作品は下記のような方にオススメです。

▪️不器用な恋愛にキュンとくる方。
▪️ぼっちや孤独キャラに共感しやすい方。
▪️じわじわ関係が深まっていく展開が好きな方。

あらすじ概要

<作品紹介>
中学時代から“ぼっち”な周平は、必要以上に人と交わらず話さない。そんな周平が24歳を迎えた誕生日、自宅の食卓に見知らぬ女性が!?

引用元:STEP.1 こいつの狙いが分からない。<前編>/ぼっちの僕に強制彼女がやってきた-栗ののか|コミックトレイル|漫画とつながるフェス空間

上記の通り、孤独を好んで生きてきた周平の前に突然現れたのは、母親の同僚の娘・泉亜沙乃。しかも彼女は、周平と「付き合いたい」と宣言してきたのです。美人で社交的な彼女が、なぜぼっち男に!? 背景には、母親のとんでもないお願いがあり、ふたりの関係は偽物の恋人関係からスタート。

しかし、ぎこちないやりとりや一緒に過ごす時間の中で、少しずつ互いのことを知り、惹かれていく二人。
これは強制的に始まった恋が本物へと変わっていく、じれったくて、切なくて、でも愛おしい――そんな等身大のラブストーリーです。

感想

『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』
タイトルに偽りなしの、男の夢が詰まった恋愛漫画でした。

まず主人公の円堂周平は、コンビニで働いているぼっちな青年で24歳の誕生日を迎えます。
その誕生日当日に、母親から同僚の女の子(美人)・泉亜沙乃を紹介され、母親から一言「泉さんねあなたとお付き合いしたいんですって」と言われます。

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引用元:ぼっちの僕に強制彼女がやってきた 1巻より

正直、読者側話が急すぎて、大混乱です笑
このパターンは、今までなかったので一気に引き込まれました!

美人の彼女ができてよかったね完
とは、流石にならずに周平は警戒体制です笑

取り敢えず、一緒に出かけることになった二人。
カフェに行くも、「コーヒー代も出せない男と本気で付き合いたんですか」と卑屈全開の周平。
因みに、僕も周平と同意見です笑

でも、何故か亜沙乃は必死に付き合って欲しいと懇願してきます。
これは、何かあるなと僕は直感しました。

そして、周平が亜沙乃を問い詰めたところ真相がわかります。

なんと周平の母親から「お試しでいいから周平と付き合ってあげてあの子は可哀想なぼっちなの」と言われたことが発覚します。実の母親からそれを言われるの辛すぎる・・・・

Screenshot
引用元:ぼっちの僕に強制彼女がやってきた 1巻より

そして、二人は話し合い期限付の恋人になり、母親に報告して1話が終わります。

まさに、男の夢のような展開ではありますが、母親のお願いというなんとも言えないスタートなので、正直、周平自身は複雑なんだろうなと感じました。

そして、ヒロインの亜沙乃については、いくら会社の同僚にお願いされたとはいえ、お付き合いは流石におかしくない?って感じで、面白いヒロインでした。

その点を除くと、社交的で男を立ててくれるという理想的な彼女すぎて周平が羨ましいです。

そんな偽物関係から始まった二人ですが、意外と相性が悪くないみたいで次第に仲良くなっていきます。その様子が付き合いたてのカップルにしか見えないため、ほっこりします。

全く乗り切れはなかった周平も、ストーカー男から亜沙乃を助けたりと、亜沙乃のことを気にかけたりと、好きになるまで秒読み状態です笑
また、亜沙乃の方も、周平と一緒に過ごすうちに少しずつ好きになってる感じがビンビンにするので、正直お似合いの二人です!

偽物関係から本物関係になっていく展開が好きな方には間違いなく刺さる作品となっていますので、ぜひ読んでみて下さい!

『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』が好きな人にオススメの作品

『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』が好きな方には、以下の作品もオススメです。

①氷属性男子とクールな同僚女子

✅『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』ファンに刺さるポイント

🔹 不器用な男女の距離感が絶妙!
『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』の周平と亜沙乃は、偽装から始まった関係が少しずつ本物になっていく、ぎこちなくもリアルな距離感が魅力。
『氷属性男子とクールな同僚女子』の氷室くんと冬月さんも、感情が表に出にくい不器用同士のやりとりにキュンとくる作品です。派手な展開はないけれど、だからこそ一つひとつの変化に心が揺れます!

🔹 一見クール、でも内心はアツいふたり
氷室くんは雪女の末裔という特殊な設定を持ちつつ、恋には奥手なピュア男子。一方の冬月さんもクール系美人ながら、氷室くんにはちゃんと心を寄せている様子が垣間見えます。
これは、周平と亜沙乃の「好きだけど言えない、伝えきれない」もどかしさとまさに同じ。感情の揺らぎをじっくり楽しみたい人にはピッタリです!

🔹 癒される空気感と、じんわり進展する関係性
『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』は、笑いと切なさが交差する「一緒にいたくなる空気感」が魅力。『氷属性男子とクールな同僚女子』もまた、ほのぼのとした職場ラブコメで、読むたび心が柔らかくなるような温度感が特徴です。
恋愛に派手さを求めない人、日常の中にあるゆっくりした恋を味わいたい人にとって、どちらも手放せない作品になるでしょう!

『氷属性男子とクールな同僚女子』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

②不器用な先輩

✅『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』ファンに刺さるポイント

🔹 第一印象最悪!? でも本当は優しいギャップのあるヒロイン!
『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』のヒロイン・亜沙乃は、突拍子もない行動で主人公にグイグイ迫りながらも、時折見せる本音や不器用さが可愛くて目が離せない存在。
一方、『不器用な先輩』の鉄輪(かんなわ)も、第一印象は「美人だけど怖い・厳しい」と評判ですが、実は人付き合いが苦手なだけ。誰よりも後輩思いで、細かく気遣いができる実は理想の先輩なんです。外側と内面のギャップに惹かれる方には、確実に刺さります!

🔹 「わかってくれる人がいる」関係性の温かさ
『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』では、他人を避けてきた周平が、唯一自分にまっすぐ向き合ってくれる亜沙乃に少しずつ心を開いていきます。『不器用な先輩』でも、鉄輪の不器用な優しさに最初から気づいている新入社員・亀川が、周囲の誤解や陰口にも動じず、「俺は鉄輪先輩の優しいとこ知ってるから」と言い切る姿が最高にカッコいいです。
理解者がいることで成長し、信頼関係が深まっていく過程にグッとくる読者も多いはずです!

🔹 距離の縮まり方が微笑ましくてクセになる!
『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』の魅力のひとつは、形式だけの恋人ごっこから、本当の恋へと進んでいく丁寧な心情描写。
『不器用な先輩』でも、最初は敬語で距離感のあるやりとりだった二人が、日々のやりとりや些細な気遣いを通じて、徐々にお互いに気になって仕方ない存在になっていきます。
最初は怖いと思っていた人が、実はめちゃくちゃ可愛くて優しくて、でもちょっとポンコツ…そんな鉄輪に振り回される亀川との関係性は、ずっと見ていたくなる癒しのラブコメです!

『不器用な先輩』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

まとめ

強制的に始まった恋、でもそこには確かに「心の通い合い」があって――。
『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』は、単なる妄想ラブコメでは終わらず、孤独や自信のなさ、過去の傷と向き合いながら、誰かと向き合う勇気を描いた物語でもあります。

読むたびに、「人を好きになるって、こういうことかもしれない」と思わせてくれるこの作品。
照れくさくて、甘酸っぱくて、ちょっと切ない。そんな恋の始まりを、あなたもぜひ見届けてみてください。

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