今回は『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』という百合ゲーをこよなく愛する主人公が大好きな百合ゲーの男キャラに転生して大好きな百合を守るため頑張る作品を紹介していきます。
※ネタバレを含んでいますので、ご注意下さい。
この作品は下記のような方にオススメです。
▪️百合の間に男を挟んだらどうなるか気になる方。
▪️ハーレムが好きな方。
▪️普段はお調子者だけど、決める時は決める熱い主人公が好きな方。
あらすじ概要
【あらすじ】
引用元:Rakutenブックス
男子禁制のゲーム世界に、どんなルートでも破滅確定のお邪魔キャラとして転生してしまった俺、ヒイロ。迫りくる死亡フラグを回避するには強くなるしかない。そんな必死の努力を重ねた影響か、エルフの姫ラピス、メイドのスノウ、妹のレイ、主人公キャラの桜など、ゲームのヒロインたちから好意を寄せられることに……。このままでは「百合の間に挟まる男」認定されて抹殺されてしまう! やっぱり死ぬの? どうする俺!? さらに、俺というイレギュラーをめぐって彼女たちが争いはじめて……って、女の子同士が仲良くなる設定はどこいったんだよ。百合の間に挟まる男は●ね!
上記の通り
百合好きの主人公が大好きな百合ゲー世界の嫌われキャラ・三条燈色に転生してしまい近くで百合を見守ることを決意する作品で、主人公の意思に反して、ヒロインたちに惚れられていくというハーレム作品です。
個人的にはここ数年で一番面白いハーレム作品だと思っています!
コメディ色やパロディが多い作風となっておりますが熱いバトル展開もあったりと満足度の高い作品となっています。この設定で、主人公がカッコイイのは狡いです!
また、ヒロインが多すぎて、現在何人ヒロインが登場したか全く把握できない状況です笑
感想・見どころ
百合ゲーの理想ともいえる世界観
世界観としては、現代社会に魔法がある世界となっています。
男性は燈色以外一切登場しないという百合信者に優しい世界観となっています。
ただ、百合ものではなく、燈色中心としたハーレム好き要素なので百合要素は薄いです。
また、「女の子は女の子同士で恋愛をすることが健全である」という現実ではあり得ない設定となっているため、正直世界観がぶっ飛んでます笑
自然と百合カップルが出来上がるという百合信者にとっては、最高の環境が整っています。
そのため、燈色はこの環境を最大限利用して百合を見守ることを決意しますが、何故か女の子と次々とフラグ立って惚れられていきます。
ゲームの設定では、燈色は軽薄なナンパキャラとなっているためある意味原作再現です笑
女の子に惚れながらも、その好意については見なかったことにして諦めず百合カップルを誕生させようと奮闘する燈色の姿はまさに百合信者の鑑です。
決して諦めないメンタル面は素直に見習いたいと思わせてくれます。
女の子については、人以外にもエルフや精霊といったキャラクターも多く登場するため最低一人はお気に入りのキャラクターができると思います。
百合絶対守るマンの燈色
この作品の主人公である燈色はゲーム設定では、百合を邪魔するためプレイヤーたちからは嫌われています。
転生前の主人公がゲームプレイ中に自分の寿命の半分と引き換えに消えてくれないかなと本気で思うほど嫌われてます笑
そんな燈色に転生した主人公ですが百合を守るため、強くなることを決意します。
そのため、修行シーンが多く努力型の主人公となっております。
元々のスペックや血筋が良いため魔法の応用に長けていたり魔眼と言われる特殊能力を開花させたりと燈色の成長が楽しみなストーリー構成となっています。
また、このゲームに登場する魔人と呼ばれるボスキャラが6人います。
ゲームでは終盤戦うことになりますが主人公が燈色に転生した影響でゲーム序盤から魔人が登場します。
普通に考えれば、現状勝てる相手ではないため戦いを避ける場面ですが百合同士の大切な思い出を穢されたりしてブチギレて戦いを挑みます!
刺し違えてでも、絶対倒すという強い意志を感じるため、読んでいると胸が熱くなります!
魔人戦以外にも胸が熱くなる展開が多く、特に3巻の天才と凡才の姉妹のお話は非常に面白く、ラストシーンは胸が熱くなるのと同時に自然と涙を流してしまうほど良いお話となっています。
上記の通り、タイトルからは考えられない熱い主人公となっており、いい意味でタイトル詐欺です!
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと 百合の間に挟まる男として転生してしまいました』が好きな人にオススメの作品
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと 百合の間に挟まる男として転生してしまいました』が好きな方には、以下の作品もオススメです。
①自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台が、主人公を踏み台だと勘違いして、優勝してしまうお話です
✅『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』ファンに刺さるポイント
🔹 百合信者と勘違い主人公が生み出す、予測不能のドラマ!
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』は、百合を愛する主人公・燈色が百合ゲー世界に転生し、あくまで「百合を守る」という信念を貫こうとするも、ヒロインたちから好意を寄せられ百合ハーレムを築いてしまうという斬新な物語。一方、『自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台~』のフェイも、「自分が物語の主人公だ」と本気で信じて疑わず、そのまま物語をねじ曲げてしまう勘違い系主人公です。
どちらも本人の意思とは関係なく物語を変えてしまうという構図が共通しており、読者は予測不能な展開にページをめくる手が止まりません!
🔹 コメディ×熱血のギャップにハマる!
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』では、コメディタッチで描かれる百合守護活動と、その裏にある熱いバトル展開が見どころ。『自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台~』も、笑ってしまうレベルの思い込み主人公フェイが、努力と勘違いで強敵を倒していくまさかの熱血展開が魅力です。おバカなはずなのに感動してしまう、そんなギャップがクセになります!
🔹 個性の濃すぎるキャラたちと世界観
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』では、エルフ、精霊、妹、女主人公などバリエーション豊かなヒロインたちが登場し、ハーレムを形成していきます。
『自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台~』では、主人公の勘違いに振り回される騎士団や敵キャラたちが、最初は「やばい奴」扱いしながらも、次第に信奉していく様子が見どころです。主人公の妄信がまるでスキルのように世界に作用していく流れは、見ていて清々しいです。
『自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台が、主人公を踏み台だと勘違いして、優勝してしまうお話です』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
②悪役好きの俺、推しキャラに転生
✅『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』ファンに刺さるポイント
🔹 主人公が“推し”に全振りする狂気のこだわり!
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』の燈色は、百合というテーマに人生を懸けた狂信者であり、その信念のもとに動く姿が最大の魅力。
一方、『悪役好きの俺、推しキャラに転生』の主人公もまた、悪役キャラ・ヴァイス=ハミルトンを推しすぎたあまり、彼の人生を救うべく転生してしまうという衝撃展開から始まります。
推しの破滅ルートを回避するため、ゲーム知識と盲目的な愛を武器に世界を変えていく姿は、まさに推し活×異世界転生の極致!
🔹 ギャグと成り上がりの完璧なバランス!
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』では、百合を見守りたいのに次々と惚れられていく燈色の姿が笑いを生み、同時にバトルやドラマの熱量もしっかり高め。
『悪役好きの俺、推しキャラに転生』でも、推しに転生した主人公の思い込み力が現実を変えていく展開は笑えて泣ける王道ストーリー!
中でも、「推しへの盲信」がスキルとなって魔法まで使えてしまうギャグのような設定と、それに本人がまったく気づかず「やっぱヴァイスは最高」と思い込んで突き進む姿が爆笑ものです。
🔹 魅力的なキャラと、推しを救済する展開が熱い!
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』では、個性的すぎるヒロインたちと、彼女たちの関係に真剣すぎる燈色のバランスが魅力。
『悪役好きの俺、推しキャラに転生』では、悲惨な末路を辿るはずだったロザリア、アイギス、アステシアという3人のヒロインたちを、主人公が次々と救っていく展開が熱く、感動的です。
彼女たちはゲーム本編では救えなかった存在だけに、「推しを救う」だけではなく「推しの世界を救う」という壮大なスケールへと物語が加速していきます。
その結果、気がつけば最強パーティーが出来上がり、ゲーム本来のシナリオを破壊していく快感がたまりません!
『悪役好きの俺、推しキャラに転生』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
③俺は星間国家の悪徳領主!
✅『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』ファンに刺さるポイント
🔹 信念と勘違いがすべてを変える思い込み主人公の魅力!
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』の主人公・燈色は、「百合を守る」という信念のもと、周囲からどれだけモテても頑なに百合を貫こうとする百合守護者。その強烈なこだわりと周囲とのズレがコメディとドラマを生み出しています。
一方、『俺は星間国家の悪徳領主!』の主人公・リアムもまた、「悪徳領主として生きる」という信念を胸に異世界で生き抜こうとする人物。
しかし、根が善人すぎて彼の悪行はすべて領民たちにとって善政にしか見えず、結果的に理想の領主として崇められてしまうというギャップがクセになります!
🔹 ギャグ×本格SFの絶妙なバランス
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』では百合ゲーという独特な世界観をベースに、コメディ・バトル・シリアスがテンポよく交差し、タイトル詐欺と言いたくなるほど熱い展開が魅力。
『俺は星間国家の悪徳領主!』もまた、リアムの勘違いギャグがベースにありつつ、SF的なスケール感あふれる宇宙戦争や政略が展開され、気づけばページをめくる手が止まらなくなります。
案内人とのやり取りも、リアムの無自覚な精神攻撃が毎回ツボを突いてきます!
🔹 ズレた評価が巻き起こすカリスマ伝説
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』の燈色は、百合の間に挟まるという最悪のポジションながら、ヒロインたちの間で「好かれてはいけないのに好かれてしまう存在」として翻弄されていきます。
同様に、『俺は星間国家の悪徳領主!』のリアムも、自らの評価とは裏腹に、配下や他国の人々から「恐ろしく有能でカリスマ性のある英雄」として誤解され続けます。
配下には優秀だけど残念な人、魅力的だけど平凡な凡人たちが集まり、リアムの評価基準もぶっ飛んでいるため、彼らとのやりとりも大きな見どころです!
『俺は星間国家の悪徳領主!』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
まとめ:常識を覆す百合×ハーレム×熱血の新境地へ!
『男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと』は、百合ゲーの世界に転生した百合守護者を自称する男・燈色が、信念と現実のギャップに翻弄されながらも、懸命に生き抜く姿を描いた、唯一無二の作品です。
タイトルからは想像もつかないほどシリアスで熱い展開、クセが強すぎるキャラクターたち、そして「絶対に百合を邪魔してはならない」という主人公の矛盾した戦いが、笑いと感動の両方を読者にもたらしてくれます。
百合×ハーレム×バトルという、一見チグハグにも見える要素を見事に調和させたこの作品は、ジャンルを超えた「物語愛」を感じさせる傑作です。
「なんだこのタイトル」と思って読み始めた方こそ、気づけば燈色の不器用な信念に心を掴まれているはず――。
百合信者でも、ハーレム好きでも、熱血展開が大好きな人でも。全読者に“刺さる”何かがある本作、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?
また、下記の記事に勘違い系作品をまとめて紹介しておりますので良かったら、ご覧下さい!