2025年7月から待望のアニメ第2期がスタートした『その着せ替え人形は恋をする(着せ恋)』。ファンの間で長らく待たれていた新キャラクターたちの登場も注目の的ですが、その中でも特に話題を集めているのが――姫野あまねです。
原作では第6巻から登場し、その衝撃的なキャラクター性と強烈な個性で一気に人気を集めた彼。可憐なルックスに反して、正体は女装が大好きな男子大学生。彼の破壊力満点の言動と、五条くん・海夢ちゃんとの関係性が描かれることにより、物語の深みが増しています。
今回はそんな魅力溢れる「姫野あまね」について、語っていきますので、良かったら最後までお付き合い下さい。
「姫野あまね」は海夢ちゃんの恋のライバル?|…いいえ、むしろ最高の理解者です
一見すると、「着せ恋」の恋模様に波風を立てそうな姫野あまね。
可愛らしい外見、五条くんとの自然な交流、そして海夢ちゃんとの意気投合。そんな姿を見て「これは…恋のライバル?」とドキリとした読者もいるのではないでしょうか。
ですが、ご安心を。あまねは恋のライバルではありません。むしろ、五条くんと海夢ちゃんの関係を温かく見守り、時には背中を押す良き友人であり、共に成長する同志なのです。
五条くんと海夢ちゃんの恋愛模様について、気になる方は下記の記事がオススメです。
彼の正体は、女装コスプレを愛する大学生。原作第6巻で初登場します。
美少女のような外見に驚かされますが、あくまで女装男子であり、コスネーム「姫野あまね」として活動しています。
過去には女装趣味が原因で恋人に振られた過去を持ち、そのエピソードを笑って話す強靭なメンタルと、どこか天然な性格が魅力。五条くんをドン引きさせたその語り口は、もはや伝説級(笑)。それでも彼の生き方は、「好きなことを、好きな自分で貫く」という点で、海夢ちゃんや五条くんとも強く共鳴します。
自信のなかった過去、女装との出会い、自分を好きになれた経験――そのすべてが、今の姫野あまねを作り上げています。そして、海夢ちゃんの涙と五条くんの言葉によって、彼もまた心を開き、信頼と友情を育んでいきます。
また、下記の記事でアニメ未登場で五条くんの師匠ポジ?「旭」についても紹介しておりますので」、良かったら、ご覧ください!
初登場時(6巻)
五条くんと海夢ちゃんが、アコスタイベントで水族館に訪れた時に、スカートのホックを落として困っているあまねを助けたことにより、交流を持つようになります。
初登場時は、「コスラバ」というアイドル育成ゲームのキャラクター「初瀬川昴」のコスプレで登場しており、「姫野あまね」はコスネームとなっています。
引用元:その着せ替え人形は恋をする6巻より Screenshot
あまねは、高2の時に姉にメイクをしてもらい、女装(コスプレ)にどハマりします。
女装(コスプレ)をする前は、自分に自信がなかったあまねですが、自分以外の誰かになれるコスプレを通して、徐々に自分のことを好きになり、少しずつ自分に自信を持てるようになります。
自信をつけすぎて、彼女を捨てることになりますが笑
彼女を捨てた話を聞いた海夢ちゃんが感情移入しすぎて、ガチ泣きしてるところや五条くんから「気持ち悪いって絶対言いません」と力強く言われたことにより、二人のことを心から信頼して良き友人となります。
因みに、あまねの本来の姿は超絶美青年でした!
コスプレ時にこれだけ可愛かったら、そりゃあイケメンですよね笑
二人と別れた後に、「仲良くコスプレ続けて欲しいな〜」と呟くなど、性格もめちゃくちゃ良いです。最早フィクションの領域です!(フィクションですが笑)
引用元:その着せ替え人形は恋をする6巻より
北斗にゃんコスで再登場(9巻)
あまねは、原作漫画9巻のコスプレイベントで再登場します。
北斗にゃん(アイドルキャラ)コスプレで、海夢ちゃんとの待ち合わせ場所に向かう途中に、カメコ(レイヤーさんの撮影するアマチュアなカメラマン)に捕まり、身動き取れない状態で困り果てているところに、海夢ちゃんが現れ再開を果たします。
引用元:その着せ替え人形は恋をする6巻より
その場には涼香さんもおり、あまりの質の良い女装に歓喜して「感謝の伝え方が課金しか思いつかない」と興奮しているところは最高に面白かったです!
もしかしたら「着せ恋」で一番狂ってるのは涼香さんかもしれないです笑
コスプレイベント後の打ち上げ会の時には、居心地悪そうな旭さんを気にかけて声をかけていたりと周りのこともよく見えており、登場する度に評価が上がっていきます!
「着せ恋」の登場人物たちは気遣いが出来て、良い人ばかりですよね!
「棺」合わせ(11巻)
9巻のコスプレイベントの打ち合わせメンバー+「乾姉妹」で「棺」というホラーゲームを合わせ(みんなでコスプレ)をすることになり、あまねも参加します。
「乾姉妹」も原作漫画4巻ぶりに再登場します。
あまねは「棺」のエマというキャラクターのコスプレをします。
引用元:その着せ替え人形は恋をする11巻より
「棺」のエマというキャラクターについては、どのようなキャラクターが作中描かれておりませんが、とにかく可愛いです!
また、男性が女装する時の様子やアイテムなどが丁寧に描かれておりました。
女装したい男性には参考になる内容かもしれないです!
ただ、元がホラゲーのため、確実に人を選ぶ作品なんだろうなと感じました。
取り敢えず、五条くんとジュジュ様はダメそうでした笑
冬コミに参加する海夢ちゃんの応援に参上!(13巻)
冬コミのコスプレイベントに参加する五条くんと海夢ちゃんの応援しに登場しますが
今回は残念ながら、あまねのコスプレなしです・・・・
残念です・・・
しかし、読者の代わりに囲み(囲まれての撮影)の終わらせ方について、質問してくれたのはグッドでした!
ありがとう!
『その着せ替え人形は恋をする』が好きな人にオススメの作品
『その着せ替え人形は恋をする』が好きな方には、以下の作品もオススメです。
①半人前の恋人
✅『その着せ替え人形は恋をする』ファンに刺さるポイント
🔹 好きを極める姿がまぶしすぎる!
『その着せ替え人形は恋をする』では、コスプレが大好きな喜多川海夢と雛人形作りに情熱を注ぐ五条新菜が、自分の好きにまっすぐ向き合う姿が魅力。『半人前の恋人』の進太郎と響子もまた、美術と太鼓づくりという異なる職人の道を進む高校生。自分の道を極めようと奮闘する姿がキラキラしていて、全力で応援したくなります!
🔹 一途な想いが、じわじわ近づく
『その着せ替え人形は恋をする』のように、恋に不慣れでピュアな二人が少しずつ距離を縮めていくじれキュン展開も『半人前の恋人』の見どころ。お互いの職人としての姿に一目惚れしたのに、恋愛経験ゼロゆえの不器用さがすれ違いを生んだり、照れ隠しの行動が逆に距離を広げてしまったり…。だけど、そんな不器用な二人だからこそ、手を取り合った瞬間がとびきり尊く感じられます!
🔹 成長していく姿に心が熱くなる
『その着せ替え人形は恋をする』が、好きなことへの情熱が人を変えていく物語だったように、『半人前の恋人』も職人として半人前、恋人としても半人前な二人が、支え合い、成長していく青春ストーリー。進太郎と響子は、夢に向かって努力する姿勢も真剣そのもので、気づけば恋よりも彼らの人生を応援したくなっているはずです!
『半人前の恋人』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
②ホリミヤ
✅『その着せ替え人形は恋をする』ファンに刺さるポイント
🔹 ギャップが輝くオンとオフの顔
『その着せ替え人形は恋をする』では、ギャルな見た目の喜多川海夢と、真面目で繊細な五条新菜という対照的な二人が趣味を通して、仲が深まっていきます。『ホリミヤ』の堀さんと宮村くんも、学校では見せないもうひとつの顔を持っていて、お互いの意外な一面を知ることで距離が一気に縮まる展開が魅力。外見と中身のギャップにときめくあなたには、間違いなく刺さる関係性です!
🔹 日常の中にある青春と恋のリアル
『その着せ替え人形は恋をする』が、趣味を通じて自然と惹かれ合う青春模様なら、『ホリミヤ』もまた、クラスの中心にいる堀さんと地味だと思われていた宮村くんの、何気ないやり取りから始まるリアルな恋愛が見どころ。気取らず、それでいて等身大の言葉で少しずつ心が通じ合っていく流れは、ふたりの時間が大切になっていく感覚をじっくり味わえます。
🔹 キャラの多彩さが作品に深みを与える
『その着せ替え人形は恋をする』で描かれる、周囲のキャラクターたちの友情や成長も胸アツ。『ホリミヤ』も登場人物一人ひとりにドラマがあり、脇役と思いきやどんどん惹き込まれる展開が盛りだくさん。恋愛だけじゃない、家族、友情、進路…あらゆる高校生のリアルが詰まっていて、物語世界にどっぷり浸れます。
『ホリミヤ』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
まとめ|恋のライバル”ではなく、心強い仲間
姫野あまねは、その可憐なビジュアルや突き抜けた個性で強烈なインパクトを与えるキャラクターですが、決して海夢ちゃんの恋のライバルではありません。むしろ、五条くんと海夢ちゃんの世界を広げ、深めてくれる存在として、物語にとってなくてはならない人物です。
女装コスプレという自身の「好き」を貫く姿、過去の痛みを笑い飛ばす明るさ、そして人の気持ちを自然に受け止める優しさ。彼の言動には、時に驚かされ、時に胸を打たれ、多くの読者が「好きにならずにいられない」と感じたのではないでしょうか。
アニメ2期でも彼の魅力がどのように描かれるのか、今後の展開がますます楽しみですね!
また、下記の記事にギャルヒロインが登場する作品をまとめております。良かったらご覧下さい。