【感想レビュー】転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

こんにちは。アシカです!

今回は『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』という弱小貴族に転生してしまった主人公が鑑定スキルを用いて、成り上がっていく異世界転生作品を紹介していきます。

この作品は下記のような方にオススメです。

▪️チート主人公が無双する作品が苦手な方。

▪️国同士の覇権争いを楽しみたい方。

▪️成り上がり系作品が好きな方。

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』とは?

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』は未来A先生により、2019年10月から「小説家になろう」にて連載された作品です。

2020年7月には「Kラノベブックス」(講談社)で書籍化もされ、コミカライズ版もマガジンポケットにて連載されています。

また、2024年4月より、CBC/TBS系列のアニメ枠「アガルアニメ」にて放送されました。
※2024年秋には第2期も放送されました

アシカ
アシカ

「小説家になろう」で連載され一年も経たずに書籍した大人気作品で、私自身まだアニメしか視聴できておりませんが非常に面白い作品でしたので、書籍版もコミック版も読破予定です!

あらすじ

異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴族の子として生きることになった。

アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・ステータスを見抜く鑑定スキルを手にしていた。

そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の領地へと変貌させていく。

心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一記が今、始まる!

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

上記の通り、異世界に転生した主人公が「鑑定スキル」を用いて逸材を探していき成り上がっていく異世界転生作品

主人公のアルスが少しずつ、家臣を登用したり領地を豊かにしていく過程が魅力の作品となっています。また、領地の発展以外にも国同士の戦いなども描かれており、戦国時代のような世界観が好きな方にはオススメです。
※ハーレム要素はないので、ご注意下さい

アニメ 第1期感想

視聴する前は、「どうせいつもの主人公がチートスキルで無双するだけ」だろうなと思い、視聴したところ見事に期待を裏切られどハマりしました!

順番に魅力を語っていきたいと思います!

①主人公・アルスの「鑑定スキル」がやばすぎる!

主人公のアルスは、元サラリーマンで過労により突然死してしまいランベルクを治めるローベント家の長男として転生します。

アルスは他の人にはない特殊なスキル「鑑定スキル」を持っており下記の鑑定が可能になっております。

▪️統率・武勇・知略・政治・野心のステータス。
(現在の能力・潜在能力ともに鑑定可能)

▪️歩兵・騎兵・弓兵といった9種の 適正をS〜Dで鑑定可能。

上記の鑑定が可能なためこの「鑑定スキル」を用いて、まだ世に出ていない様々な人材を登用していきます。

転生前の主人公は歴史シミュレーションゲームが大好きなため人材を見つける度に、実在の武将に例えたりステータスの高さに驚いたりとリアクションが非常に面白いです笑

しかし「鑑定スキル」にも逆転があり、それは自分のステータスが確認できないところです。
自分自身にどのような才能があるかわからないため、伸び悩んだりしていますが正直、部下が有能すぎるため、人材登用だけに全力を尽くせば問題ないのではと思います笑

恐らく、「鑑定スキル」以外にも何かしらの才能があると思いますのでアルスの成長が今から楽しみです!

また、登用した人材については迫害されているマルカ人の少年や孤児の少女といったアルスではないと才能を見出せなかった人材が多く登用されます。

アルスがいなければ人生が詰んでいたキャラクターも多くアルスに深い感謝と生涯の忠誠を誓っています。
そのため、部下の裏切りもほとんどありませんので、ストレスなく安心して見れます。

②戦国時代のような世界観

アルスが住んでいるサマフォース王国には7つの州があります。

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

その中のミーシアン州カナレ郡ランベルクをローベルト家が治めています。

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト


ある日、ミーシアン州を治める総督が何者かに暗殺されます。

総督の息子である長男・クランと次男・バサマークが後継者争いで対立して内乱が起き、アルスはクラン陣営に所属してクランを時期ミーシアン州総督にするため尽力します。

クランは、腐敗しきったサマフォース王国を完全に見限っており、ミーシアン州統一後はサマフォース王国から独立し国を建国しようと考えております。

第1期では、クラン陣営とバサマーク陣営が直接戦争している描写はほとんどなく第1期では、アルスの人材集めがメインとなっており、本格的な争いは第2期から開始されると予想されます。

腐敗した王国から独立しようとするなど、やってることが完全に戦国時代のため今度どのように他の州や王国が動いていくのか今から楽しみです。

登場人物

①アルス・ローベント

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

<キャラ紹介>
・「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」の主人公。
・アニメCV:藤原夏海
・元サラリーマンの転生者で「鑑定スキル」で人材を集めていく。

アシカ
アシカ

「鑑定スキル」というチートスキルは持っています。それ以外は一般人の主人公。人に寄り添える人格者で立場の弱い人が安心して暮らせる世界を作るため奮闘します。

藤原夏海さんの他の出演作品について知りたい方は、下記の記事をご覧下さい。

②リーツ・ミューセス

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

<キャラ紹介>
・サマフォース大陸で迫害を受けているマルカ人の少年。
・アニメCV:坂泰斗
・アルスの初めての家臣。

アシカ
アシカ

アルスが初めて登用した家臣。能力はアルスに織田信長並と評されるほど高いキャラクターで、アルスを侮辱した発言をしたものには容赦しない非情さも持ち合わせています。

坂泰斗さんの他の出演作品について知りたい方は、下記の記事をご覧下さい。

③シャーロット・レイス

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

<キャラ紹介>
・「ローベントの火焔姫」の称号を持つ魔法使い。
・アニメCV:佳穂成美
・スラムで育った少女で、アルスに魔法の才能を見込まれ登用される。

アシカ
アシカ

奴隷商人から逃げているところ、アルスたちに助けられ登用されます。魔法兵適正がSと非常に高い魔法適正を持っており、戦い時には火力要因として大活躍します。

④ロセル・キーシャ

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

<キャラ紹介>
・狩人であるキーシャ家の三男。
・アニメCV:岡咲美保
・身体能力は低いが、高い計略適性を持つ軍師タイプ。

アシカ
アシカ

初登場時は、身体能力が低いため落ちこぼれキャラとして登場しますが、一度見たものは忘れることがない記憶力や今までの狩りの常識を覆す罠を作ったりと知略に優れているキャラクターでした!

⑤リシア・ブレイド

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

<キャラ紹介>
・トルベキスタの領主の娘でアルスの許嫁。
・CV:花澤香菜
・顔を見るだけで、相手の感情がわかる特殊能力を持つ。

アシカ
アシカ

初登場時は、野心80と以上に高いためアルスに警戒されますが、実は素敵な男性のお嫁さんになりたいだけという可愛らしい野心でした。また嫉妬深い一面もあります。

⑥レイヴン・ローベント

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

<キャラ紹介>
・ローベント家当主で、アルスの父。
・アニメCV:東地宏樹
・農民出身で、剣一つで武功を挙げて領主まで登りつめた人物。

アシカ
アシカ

農民出身で、剣一つで今の地位まで登りつめた武人。アルスの他者の才能を見抜く能力を高く評価しており、その能力を伸ばすように助言します。

⑦ミレーユ・グランジオン

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

<キャラ紹介>
・旅をしながら酒を飲み歩いている女性。
・アニメCV:生天目仁美
・元ランベルク総督の側近で、全ての能力が高く万能型の軍師タイプ。

アシカ
アシカ

初登場時は、自由奔放な性格のためローベント家の家臣たちと揉めておりましたが、模擬戦を行ってからはミレーユの高い能力と洞察力が評価されローベント家の家臣として歓迎されます。

⑧ファム

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト

<キャラ紹介>
・傭兵団「シャドー」の団長。
・アニメCV:戸松遥
・圧倒的な個人能力で、団長の座まで登りつめた。

アシカ
アシカ

情報収集のエキスパート「シャドー」の団長で、女装が得意で普段は酒場でウェイトレスとして働いている。統率力が低い代わりに個の能力が圧倒的でアルスの手助けをしてくれます。

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』が好きな人にオススメの作品

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』が好きな方には、以下の作品もオススメです。

①月が導く異世界道中

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』は、鑑定スキルという一見地味ながらも非常に有用な能力を駆使して、異世界でのし上がっていく青年・アルスの成長譚。
人を見抜く目と冷静な知略で仲間を集め、領地を発展させ、地道に未来を切り拓いていくその姿は、多くの読者に爽快感と感動を与えています。

そんな『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』が好きなあなたに、ぜひ読んでほしいのが『月が導く異世界道中』です!

こちらは、主人公・深澄真が異世界に召喚されたものの、女神に「顔が不細工」と見なされて荒野に放り出されるという衝撃の幕開けから始まります。しかし、彼は持ち前の実力と精神力で数々の困難を乗り越え、強力な仲間たちと共に独自の道を歩んでいきます。

✅『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』ファンに刺さるポイント

🔹 理不尽な世界でも自分を見失わず、独自の道を切り拓く主人公
『月が導く異世界道中』の主人公・深澄真(まこと)は、異世界に召喚されたものの、女神に「顔が不細工」と断じられ、勇者の使命を剥奪されてしまいます。
しかし彼は、人とのつながりや知恵を武器に、オークや蜃といった異種族と信頼関係を築き上げ、自らの理想郷とも言える町を作り始めます。
このように、他人の評価に振り回されず、自分の判断で未来を切り拓いていく姿は、アルスの在り方と重なる部分が多いです。

🔹 知略・交渉・人を見る力がカギとなる展開
真は戦闘力も桁違いですが、それだけに頼ることなく、異文化理解や交渉、対話を通じて周囲の信頼を勝ち取っていきます。
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』のアルスが鑑定スキルを通じて人材を見極め、適材適所で力を発揮させるように、真もまた「相手の本質を見る力」で仲間と未来を築いていきます。

🔹 強烈な個性を持つ仲間たちと多層的な世界観
トモエやミオといった規格外の力を持つ仲間たちに囲まれながら、彼らとの絆を深めていく様子は、アルスが仲間と共に困難を乗り越える姿に通じます。
また、種族・言語・文化が入り乱れる世界観のなかで、どう共存し、どう未来を築くかというテーマも丁寧に描かれており、読み応えは抜群です!

『月が導く異世界道中』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

まとめ

異世界転生作品で主人公が「鑑定スキル」を用いて個性豊かなキャラクターたちをどんどん登用していくため、魅力溢れるキャラクターがたくさん登場する作品でした。

第1期は、全12話のため1日で視聴可能となっております。
気になる方は、ぜひ試聴して見てください!

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