大学生×ギャルの同棲ラブコメ!『押しかけギャルの中村さん』|感想

こんにちは、アシカです!

今回は、おりはらさちこ先生の話題作『押しかけギャルの中村さん』の魅力やあらすじ、そして作品の見どころについて紹介していきます。

地味で平凡なオタク男子・秋山と、明るくてちょっと押しの強いギャル・中村さんが織りなす、不器用で癒される日常ラブコメディ。

「ギャル×同棲ラブコメ」という組み合わせに惹かれる方はもちろん、キャラクターのギャップやじれったい恋模様が好きな方にもピッタリな作品です。

この記事を読み終わった頃には、きっとあなたも中村さんの可愛さに振り回され、もう一度ページをめくりたくなるはずです。

また、下記の記事にギャルヒロインが登場する作品をまとめております。良かったらご覧下さい。

『押しかけギャルの中村さん』とは?

『押しかけギャルの中村さん』は、おりはらさちこ氏によるラブコメ漫画で、双葉社の「webアクション」にて連載されている人気作品です。

物語は、地味で目立たないオタク男子・秋山哲平と、バイト先の同僚であるギャル・中村カリンとの同棲生活から始まります。

明るく押しの強いカリンですが、実は恋愛経験に疎く純情で、鉄平との距離感に戸惑いながらも少しずつ惹かれていく姿が魅力です。

一方の秋山も、自分とは縁のない存在だと思っていたギャルとの予想外の共同生活を通じて、次第に彼女の素顔を知り、心を通わせていきます。

「ギャルなのにウブ」「押しかけヒロインなのに天然」というギャップが、作品をより可愛らしく、癒されるものにしています。

本作の見どころは、二人の不器用ながらも温かいやり取りにあり、読者は日常の小さな積み重ねの中に芽生える恋心を、じれったくも微笑ましく見守ることができます。

大きな事件はなくとも、読み返すたびに心がほっこりする、日常系ラブコメの魅力がぎゅっと詰まった一作です。

『押しかけギャルの中村さん』は完結済?

結論から言うと、『押しかけギャルの中村さん』は現在も刊行中で、まだ完結していません。

本作は2022年9月に第1巻が発売されて以降、じれったくも温かい二人の日常が続いています。

単行本は現在6巻まで発売済みで、最新6巻は2025年7月24日に刊行されました。これまでほぼ半年ごとのペースで新刊が登場しており、今後も続刊が期待されています。

巻数発売日前巻との差
1巻2022年9月12日
2巻2023年6月12日約9ヶ月
3巻2024年2月8日約8ヶ月
4巻2024年8月8日約6ヶ月
5巻2025年1月9日約5ヶ月
6巻2025年7月24日約6ヶ月

連載は継続中であり、秋山とカリンの関係がどのように進展していくのか、今後の展開から目が離せません。

『押しかけギャルの中村さん』を購入して後悔しない人の特徴

地味男子と元気なギャルの不器用でじれったい恋のやり取りを楽しみたい方は、『押しかけギャルの中村さん』を購入して後悔しません。安心して手に取って大丈夫です!

本作では、真面目で少し奥手な大学生・秋山鉄平と、明るく素直なギャル・中村カリンが同居生活を通して少しずつ距離を縮めていく様子が丁寧に描かれています。

カリンの純情さや不器用な行動、秋山の戸惑いと優しさが重なり合う場面に、思わずほっこりさせられるでしょう。

二人の些細なやり取りや心の動きに共感しながら読み進められるだけでなく、バイト仲間や友人たちの関わりも描かれており、日常系ラブコメならではの温かさや安心感を存分に味わえます。

新しい登場人物や小さな事件が加わるたび、物語にさらなる魅力と奥行きが生まれます。

ただし、物語の中心は恋愛や日常の心の機微なので、アクションや派手な展開を求める方には少し物足りなく感じるかもしれません。

中村カリンが好きな人にイチオシのキャラ

『押しかけギャルの中村さん』で、中村カリンのウブで元気な魅力にハマった人におすすめしたいのが、『陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです』に登場する七海です。

一見すると明るくてノリのいいギャルですが、男性が苦手で、自分の気持ちに不器用な女の子というギャップが魅力です。

物語の序盤では、クラスメイトの仕掛けた「罰ゲーム」で主人公・陽信に告白しますが、そのやり取りの中で陽信の優しさに触れ、次第に本気で惹かれていきます。

そのチョロインぶりや、付き合った初日からベタ惚れ状態で尽くす姿は、まさに中村カリンの素直でウブな可愛さを彷彿とさせます。

七海は罰ゲームから始まった恋にも関わらず、好意全開で弁当を用意したり手を繋ぎたいアピールをしたりと、真っ直ぐで初々しい行動が魅力です。

物語全体が甘々な展開中心で、イチャラブや距離感の縮まり方を楽しみたい読者にぴったり。

さらに、罰ゲーム告白という設定から生まれる微妙な切なさもあり、二人の関係の行方にワクワクしながら読み進められます。

「ウブで素直なギャル」「甘々で初々しい恋愛」に心をときめかせたい人には、七海というキャラクターはまさに刺さる存在です。

『陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

感想

『押しかけギャルの中村さん』は、タイトル通り主人公の家にギャルが押しかけてくるお話ですが、ギャルの中村さんが純情で可愛すぎてとにかく癒されます!

物語は、主人公・秋山哲平のバイト先の同僚・中村カリンが家を探しているところから始まります。

カリンとは、ほとんど関わりのない哲平でしたが、バイト先の帰りにカリンに命を救われ、しばらく家に泊まることになりました。

最初のカリンの印象は、見た目通りのギャルって感じで強気な感じの印象を受けていましたが、数ページめくって見ると、勇気を出して鉄平のところに転がり込んだらしく「めっちゃ純情じゃん」となりました笑

読み進めていくとカリンが面白いキャラ過ぎて、最高でした!

実は「魔法少女りるるる」のガチオタだったり、家に押しかけてきてるのに自分の気持ちに無自覚だったりと知れば知るほど魅力的なキャラクターでした。

Screenshot
引用元:押しかけギャルの中村さん 1巻より

特に好きなシーンは、鉄平がゲーム仲間のオフ会に着いていくシーンで、そこのオフ会していた女の子と鉄平がホラーゲームの話で盛り上がってることに知って、自分もそのゲームをやり始めたりと意外にヤキモチ焼きなところが面白かったです!

鉄平とカリンの恋愛模様については、鉄平自身が自分は恋愛とは無縁だと思っていたり、カリンもカリンで、自分の気持ちに無自覚だったりと「これは長期戦になるなと」感じました!

鉄平とカリンのバイト先の同僚たちも面白く、カリンのことが好きな陽キャの後藤くんも鉄平のことを恋のライバルと認める気持ちがいい性格だったり、カリンの友人でもある榎本は「カリンのことを泣かせたら許さないからな」オーラが全開すぎて面白いです!

読み始めの頃は、バイト先の同僚が陽キャばかりで、鉄平大変そうと思っていましたが同僚の人たちが実はいい人ばかりで、最初の印象とはガラッと変わりました!

実際に話して見ないと、その人のことって何もわからないんだと強く感じました。

基本的には、鉄平とカリンの同棲生活を中心に描かれており、二人の些細なやり取りほっこりします。

物語的には劇的な展開はほとんどありませんが、気づいたら読み返したくなる作品で日常系漫画好きな人にはピッタリな作品でした!

『押しかけギャルの中村さん』が好きな人にオススメの作品

『押しかけギャルの中村さん』が好きな方には、以下の作品もオススメです。

①姉ちゃんの友達がうざい話

『押しかけギャルの中村さん』で、強引だけど憎めない距離感とラブコメらしいやりとりに心を掴まれた人にこそ読んでほしいのが、『姉ちゃんの友達がうざい話』です。

本作は、素直になれない男子・尚と、尚の姉の親友である年上ヒロイン・瀬那とのじれったい恋模様を描いた作品。

普段はクールな尚ですが、瀬那が絡むと感情的になったり、ピンチには必ず駆けつけたりと、彼のカッコよさが光ります。

一方の瀬那は、明るくノリのいい距離感バグり系のお姉さん。

親しみやすさに溢れていますが、男運が悪く恋愛経験は散々で……そんな彼女を尚が本気で守ろうとする姿に胸を打たれます。

「好きだ」と告げても、ただ独占するのではなく「瀬那が大切にされるならそれでいい」と伝える尚の男前すぎるスタンスは必見。

二人の関係が少しずつ動き出すじれったい展開に、ページをめくる手が止まらなくなるでしょう。

中村さんとのラブコメにハマった読者なら、尚と瀬那の焦ったいやり取りにもハマるはずです。

『姉ちゃんの友達がうざい話』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

②姉ちゃんの友達がうざい話

『押しかけギャルの中村さん』で、ウブなギャルヒロインとのじれじれラブコメにハマった人に、ぜひ読んでほしいのが『姉のともだち』です。

本作は、男子高校生・旭と、姉の親友であり入り浸りギャルのひーちゃんとの、年の差じれキュンな恋愛模様を描いた恋愛漫画。

距離感バグりな美形ギャルにオタク男子が翻弄される、胸キュン必至の両片思いラブコメです。

ひーちゃんの親しみやすさと大胆さ、旭が赤面しながら振り回される姿。

そんなやりとりに、思わず「早く付き合っちゃえよ!」と叫びたくなるほどの甘さ。読者の心は間違いなく鷲づかみにされます。

「距離が近いのに恋愛には発展しないこのじれったさ」「両片想いなのに意識が交錯する瞬間」は、『押しかけギャルの中村さん』の天然&無自覚の恋愛模様が好きな人のツボにガッチリ刺さるはずです。

ひーちゃんと旭のじれキュンが詰まったやりとりを読み進めていくうちに、ページをめくる手が止まりません。甘酸っぱい青春に胸を掴まれたい方に、全力でおすすめしたい一冊です。

『姉のともだち』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

まとめ:日常ラブコメ好き必読の一冊

『押しかけギャルの中村さん』は、ギャル×同棲という王道の組み合わせに純情さとじれったさを絶妙にブレンドした、心温まるラブコメです。

中村カリンの天真爛漫さと、オタク男子・秋山の不器用さが織りなすやり取りは、読めば読むほど愛おしくなり、気づけば二人の距離の変化を応援せずにはいられません。

派手な事件や大きな波乱がなくても、何度も読み返したくなる安心感と癒しがここにあります。
日常系ラブコメが好きな方なら、間違いなく心に刺さる一冊になるでしょう。

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