こんにちは、アシカです!
恋愛と笑いをギュッと凝縮したラノベの魅力って、一度ハマると抜け出せませんよね。
でも、「長期連載だと途中で追うのが大変…」「完結まで待てるか不安…」という方も多いはず。
そこで今回は、5巻以内に完結するラブコメ作品を厳選してご紹介します。
手軽に読み切れて満足度も高く、甘酸っぱい青春やじれったい恋愛模様をしっかり楽しめる作品ばかりです。
どれも読み始めたら止まらないこと間違いなし!あなたの新しいお気に入りがきっと見つかります。
- とってもカワイイ私と付き合ってよ!(全3巻完結)
- 友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする(全3巻完結)
- 佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet!(全5巻完結)
- 放課後の図書館でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ(全3巻完結)
- カノジョの妹とキスをした。(全4巻完結)
- 恋は夜空をわたって(全2巻完結)
- 呪われて、純愛。(全2巻完結)
- この△ラブコメは幸せになる義務がある(全4巻完結)
- 彼女が先輩にNTRれたので、先輩の彼女をNTRます(全4巻完結)
- 友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきた(全5巻完結)
- あした、裸足でこい。(全5巻完結)
- 見た目は地雷系の世話好き女子高生を甘やかしたら?(全1巻完結)
とってもカワイイ私と付き合ってよ!(全3巻完結)
『とってもカワイイ私と付き合ってよ!』は、陰キャ男子と学園の人気者が織りなす、偽装カップル青春ラブコメです。
ゲームに没頭するのが日常だった主人公・大和。周囲と距離を置いて生きる彼に、ある日突然クラスの中心的存在・結朱から告げられる一言。
「不本意ですが、私と付き合ってください」
戸惑う大和に告げられた理由は、まさかの「リア充レベルを下げたいから」!?
謎だらけの告白から始まる二人の関係は、「偽物の彼氏」としての交際でした。
最初は利害一致の奇妙な関係だったはずが、ゲームを報酬に始まった付き合いの中で、少しずつ互いに心を通わせていく二人。偽物のままで終わるのか、それとも本物の恋に変わるのか――。
本作最大の魅力は、ヒロイン・結朱の圧倒的な存在感。
ナルシストでかまってちゃんなのに、なぜか憎めず「可愛い!」と思わせてしまう絶妙なキャラの結朱。
自由奔放な彼女に振り回される大和との掛け合いは、まるで夫婦漫才のようなテンポ感で、笑いながらも胸が高鳴ること間違いなし。
さらに、全3巻で完結という読みやすさも大きなポイント。
無駄に引き延ばされることなく、最後まで勢いを保ちながらも、しっかり心を掴むラストへと駆け抜けます。
青春ラブコメの王道を楽しみたい方にも、テンポの良い掛け合いでサクッと読める作品を探している方にもおすすめの一冊です。
『とってもカワイイ私と付き合ってよ!』について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧下さい。
友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする(全3巻完結)
『友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする』は、仲良しグループの中で芽生えた恋心が、友情を揺さぶり崩壊へと導く歪んだ青春ラブコメです。
主人公・古賀純也は、気心の知れた5人グループで楽しい高校生活を送っていました。
しかし、成嶋夜瑠がグループ内の宮渕青嵐を狙っていると知ったことで、友情のバランスは次第に崩れていきます。
純也は中学時代に「恋愛が原因で仲良しグループが壊れる」経験をしており、恋愛に消極的でした。
それでも、夜瑠をきっかけに友情と恋愛が複雑に絡み合い、誰にも言えない関係が生まれていきます。
この作品の最大の魅力は、思春期ど真ん中のリアルで泥臭い青春描写。
友情を優先すべきか、恋愛に踏み出すべきか――。
揺れ動く心情が丁寧に描かれ、読者もまるでグループの一員になったかのように葛藤を味わえます。
さらに、メンバー全員が理想の自分を守るために小さな嘘を重ね、その嘘が積み重なって取り返しのつかない段階へ進んでしまう展開は、フィクションでありながら妙なリアリティを帯びています。
「自分の青春時代にも、こんなことがあってもおかしくなかった」と感じさせるリアルさこそが、本作の大きな魅力です。
友情と恋愛の間で揺れる5人の関係の行方は――果たして救いがあるのか、それとも……。
読み終えた後、胸に刺さる痛みと余韻を残す、唯一無二の青春ラブコメです。
『友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。』について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧下さい。
佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet!(全5巻完結)
『佐伯さんと、ひとつ屋根の下』は、予想外のルームシェアから始まる、胸キュン必至の同棲系ラブコメです。
高校2年生の弓月恭嗣は、両親を説得し念願の一人暮らしをスタート。
ところが引っ越し当日、部屋に入るとそこには見知らぬ少女――佐伯貴理華の姿が!
どうやら部屋が二重契約されており、どちらも譲る気はない。悩んだ末に下した結論は「ルームシェア」。
こうして、一つ屋根の下で始まる予測不能な共同生活が幕を開けます。
本作の最大の魅力は、やはりヒロイン・佐伯貴理華の可愛さ。
家では小悪魔的にからかってくるかと思えば、学校では清楚で控えめな優等生というギャップにドキッとさせられます。
そのうえ、恭嗣が他の女子と仲良くする場面では思わず嫉妬してしまうなど、感情豊かで目が離せないヒロイン像が存分に描かれています。
さらに、恭嗣と貴理華のテンポの良い掛け合いはまるで夫婦漫才のようで、思わず笑ってしまう場面も多数。
それでいて、ふとした瞬間に訪れる甘酸っぱいシーンは胸を締め付け、読者を虜にします。
「清楚系優等生×小悪魔ヒロイン」という二面性のギャップと、同棲ならではのドキドキ感。
読めば必ず次の巻が欲しくなる、ラブコメ好き必読の一作です。
放課後の図書館でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ(全3巻完結)
『放課後の図書館でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ』は、二人の個性派先輩に迫られる、ちょっと意地悪で甘酸っぱい青春ラブコメです。
母を亡くし孤独な日々を送っていた高校生・真壁静流。
ある日、長らく音信不通だった父親から「一緒に暮らそう」と提案され、新生活を始めることに。
しかしそこで待っていたのは、学園中の男子が憧れる先輩・蓮見紫苑でした。
周囲からは高嶺の花と称される紫苑ですが、同居を機に次第に姉としての距離感を崩していきます。
さらに、もう一人の先輩・瀧浪泪華が登場。ストレートなアプローチで静流に迫り、物語をかき回していきます。
舞台となる放課後の図書館でのやり取りは、甘酸っぱくも笑えます。
男子の憧れの先輩たちに囲まれる状況は羨ましすぎます。
本作の魅力は、ヒロイン二人のギャップ。
紫苑のカリスマ的なお淑やかさと、時折見せるブラコン気味な一面。
泪華の真っすぐで分かりやすいアタック。
対照的な二人に挟まれた静流がどう振る舞い、どんな決断をするのか――その行方にドキドキが止まりません。
笑いあり、ときめきあり、そして青春の悩ましさも描かれる、まさに放課後の図書館にぴったりのラブコメです。
カノジョの妹とキスをした。(全4巻完結)
『カノジョの妹とキスをした。』は、双子の美人姉妹との三角関係を描く、甘くも切ないラブコメです。
恋愛に縁のなかった少年・佐藤博道が、ついに手にした初めての彼女・晴香。
彼女と過ごす日々は夢のようで、誰もが羨む幸せそのものでした。
しかし、突如として訪れた運命のいたずらが、博道の平穏を壊します。
両親の再婚によって義妹となった少女・時雨――その姿は晴香に驚くほど瓜二つ。
実は二人は生き別れた双子の姉妹だったのです。
「恋人」と「家族」、そのどちらの関係性も持つことになった博道。
三人の間で揺れ動く感情は、やがて思いがけない選択と結末へと収束していきます。
本作の魅力は、ただの学園ラブコメに収まらない重厚な人間ドラマ。
可愛らしいイラストから想像される甘い青春物語だと思って読み進めると、感情のぶつかり合いの激しさと心理描写のリアルさに心を打たれるでしょう。
「もし出会いの順番が違っていたら?」――読者の誰もが考えずにはいられない展開が待っています。
特に終盤は賛否が分かれる衝撃の展開となり、読み終えた後も長く心に残ること間違いなし。
甘酸っぱい恋愛だけでなく、複雑に絡み合う人の心のリアルを味わいたい方に、強くおすすめしたい一作です。
『カノジョの妹とキスをした。』について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧下さい。
恋は夜空をわたって(全2巻完結)
『恋は夜空をわたって』は、図書館の無口な後輩が配信者として本音を語る、甘酸っぱい青春ラブコメです。
高校生・長谷川壮一は、図書委員として毎週図書館で活動していた。
そのパートナーは、一つ下の後輩・御簾納咲。無口でクールな彼女との活動は穏やかで心地よいものの、それ以上の感情を抱くことはありませんでした。
ところがある日、壮一は勉強の息抜きに配信アプリを開き、偶然「サキ」という無名配信者を見つけます。
そこで耳にした声の正体は――まさかの咲。
しかも彼女が自分に密かに恋をしていることを知ってしまったのです。
普段のクールな顔と、配信で見せる素直で健気な想い。
そのギャップに壮一は次第に惹かれ、二人の距離はゆっくりと変わり始めます。
本作の魅力は、思春期ならではの不器用さと初恋のきらめき。
冷たそうに見える咲が実は一途で、壮一に向ける小さな想いがいちいち胸をくすぐります。
また、「配信を通して相手の気持ちを知る」という斬新な仕掛けが物語に新鮮さを加え、最後まで心地よいドキドキが続きます。
重苦しい展開はなく、キャラクターも少数精鋭。
読みやすさも抜群で、ちょっとした空き時間に気軽に楽しめるのも嬉しいポイント。
不器用で可愛い後輩との恋模様を、ぜひ図書館と夜空を舞台に味わってください。
『恋は夜空をわたって』について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧下さい。
呪われて、純愛。(全2巻完結)
『呪われて、純愛。』は、交通事故で記憶を失った少年と二人の女性が織りなす、甘く切ないラブコメです。
主人公・湖西廻は、病室で途方に暮れていたところ、自分を恋人だという丹沢白雪と出会います。
驚きと戸惑いの中で受け入れますが、翌日には「本当の恋人は私」と強引に迫る才川魔子が現れます。
記憶のない廻の前で、二人の女性の思いが絡み合い、複雑な三角関係が始まるのです。
本作の魅力は、初恋ならではの胸キュンと、心理描写の丁寧さ。
白雪の純粋で可憐な想い、魔子の一途で激しい愛――二人のギャップに廻も読者も心を揺さぶられます。
序盤の明るさから中盤以降の切なさまで、物語全体に緊張感とドキドキが続き、最後まで一気に読み進められます。
2巻完結でサクッと読めるため、忙しい日でも気軽に純愛ラブコメを楽しめます。
記憶喪失の少年と二人のヒロインが描く、切なくも甘い恋模様をぜひ体験してください。
この△ラブコメは幸せになる義務がある(全4巻完結)
『この△ラブコメは幸せになる義務がある』は、平凡な高校生と二人の美少女が織りなす、甘くてちょっぴり切ない三角関係ラブコメです。
主人公・矢代天馬は、クラスメイトのクール美少女・皇凛華が、幼馴染の清楚系美少女・椿木麗良を溺愛していることを知ります。
天馬は凛華のために麗良と仲良くなれるよう協力しますが、いつしか麗良が天馬に惹かれ始め、学園に複雑な三角関係が生まれてしまいます。
本作の魅力は、普通のラブコメとは一味違う設定。
ヒロイン同士の恋心が絡み合うことで、予想外の展開や胸キュンシーンが次々と生まれます。
キャラクターたちの繊細な感情描写や友情・成長の描写も丁寧で、読者は思わず感情移入してしまいます。
誰もが胸をときめかせる、ちょっと不器用で幸せな恋の行方。新しい形の三角関係ラブコメを、ぜひ一気に楽しんでください。
彼女が先輩にNTRれたので、先輩の彼女をNTRます(全4巻完結)
『彼女が先輩にNTRれたので、先輩の彼女をNTRます』は、奥手な高校生と面倒くさいクール美人の、じれったくも甘いラブコメです。
主人公・一色優は、人生で初めてできた彼女に浮気され、復讐を決意。
相手の彼女であり、昔から憧れていた先輩・桜島橙子と協力し、二人で仕返しに挑みます。
しかし、復讐はあくまで序章。
二巻以降は、奥手な優と少し面倒くさい橙子の恋愛模様がメインとなり、付き合うまでのじれったい駆け引きが存分に描かれます。
本作の魅力は、恋の駆け引きや微妙な距離感を丁寧に描いた心理描写。
優の不器用さ、橙子のツンデレ気質、そして二人を後押しする個性豊かなサブキャラたちの活躍が、物語をさらに盛り上げます。
恋愛イベントも盛りだくさんで、付き合うまでの過程をじっくり楽しみたい方におすすめです。
じれったくも甘酸っぱい、奥手×面倒くさいの青春ラブコメを、ぜひ最後まで見守ってください。
『彼女が先輩にNTRれたので、先輩の彼女をNTRます』について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧下さい。
友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきた(全5巻完結)
『友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきた』は、突飛な設定から始まる、ほっこり同棲系ラブコメです。
主人公・白木求の部屋に突然現れたのは、親友の妹で学年一の美少女・宮前朱莉。「兄の借金500円のカタとして、私を差し出します!」と嬉しそうに告げる朱莉に、求は大混乱。
しかし朱莉はどこ吹く風で家事スキルを発揮し、居候準備を進めていきます。しかも彼女は、どうやら本気で求に恋している様子で……?
本作の魅力は、ぶっ飛んだ導入と丁寧な恋愛描写のギャップ。
朱莉は健気で前向き、行動力も愛情も全力投球。
一方、奥手で誠実な求が、少しずつ彼女の想いに気づいていく過程は胸キュン必至です。急展開な出会いとは裏腹に、二人の関係はゆっくり育まれ、読後にはほんのり温かい気持ちが残ります。
5巻完結で手軽に読める、笑って、ニヤけて、時々ホロッとする青春ラブコメ。
年下ヒロイン×真面目男子の関係を楽しみたい方におすすめです。
『友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきた』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧下さい。
あした、裸足でこい。(全5巻完結)
『あした、裸足でこい。』は、タイムスリップで過去を変え、失踪した恋人を救うSF要素入りラブコメです。
主人公・坂本巡は、かつて付き合っていた人気歌手・二斗千華の失踪を知り、二人で過ごした部屋でピアノを弾くと、初めて出会った日の過去にタイムスリップ。
千華を救い、周囲の人々の不幸を防ぐため、現在と過去を行き来しながら奮闘します。
本作の魅力は、過去を変えるために試行錯誤する巡の姿と、夢を追い直す熱い展開。
奥手でだらだらしていた巡が、過去の出来事をきっかけに成長していく過程は心に響きます。
また、千華の影響で不幸になった人々を幸せにするため奮闘するストーリーは、二転三転する展開で最後まで目が離せません。
さらに、巡を支える後輩・芥川真琴の活躍も見逃せません。
未来から来た巡を信じて助ける姿は、読者の心をつかみ、物語に温かみを添えます。
タイトル「あした、裸足でこい」の意味がわかるラストは、読後に胸が震えること間違いなしです。
全5巻で完結、SFと青春ラブコメの融合を存分に楽しめる一作。切なさと感動を味わいたい方におすすめです。
『あした、裸足でこい。』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧下さい。
見た目は地雷系の世話好き女子高生を甘やかしたら?(全1巻完結)
『見た目は地雷系の世話好き女子高生を甘やかしたら?』は、見た目は地雷系でも中身は世話好きな女子高生との、じれったくも心温まるラブコメです。
バイト先の常連・雷原甘音は、家族が海外に行ってしまったことでお世話する相手がいなくなり、「誰かに甘やかされたい」と願うように。
そんな甘音の願いを聞いた主人公・地藤景は、ゲームセンターで遊んだりお祭りデートをしたりと、彼女を思い切り甘やかしていきます。
本作の魅力は、地雷系ファッションの甘音と景の絶妙な距離感と駆け引き。
甘音の家庭的な一面や思わず笑ってしまう行動、そして景への嫉妬や独占欲も丁寧に描かれ、予想外の展開やギャップに心を掴まれます。
さらに、景の母親やバイト仲間など、個性豊かなサブキャラたちも物語を盛り上げ、二人の関係を後押し。
一巻完結ながら、出会いから付き合うまでの過程がぎゅっと詰まった内容で、読み応え抜群。
ツッコミどころ満載のラブコメでありつつ、読み終えた後にはほっこり温かい気持ちが残ります。地雷系女子×甘やかし男子の甘くじれったい青春模様を、ぜひ楽しんでください。