こんにちは。アシカです!
無口系ヒロインの本心、聞いてみたくありませんか?
『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』は、無口でクールな美少女・来栖瑠璃奈と、他人の心の声が聞こえるという特異体質を持つ男子高校生・鏑木律が織りなす、じれったくて優しい青春ラブコメです。
表には出さない好きが心の中で溢れまくっている来栖さんと、それが全部聞こえてしまっている鏑木くん。ふたりの距離感が絶妙で、読み進めるほどにニヤニヤが止まりません! 本記事ではそんな本作の魅力について紹介していきます。
この作品は下記のような方にオススメです。
▪️純粋無垢なヒロインが好きな方。
▪️可愛いヒロインがたくさん登場するラブコメを探してる方。
▪️青春ラブコメが好きな方。
あらすじ概要
<作品紹介>
引用元:「喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。」紫コウ[角川スニーカー文庫]-KADOKAWA
(どうしたら気持ちを伝えられるかな?) いや、もう伝わってるけどな。
時期はずれの転校生・来栖瑠璃菜は、無口で冷淡な態度からクラスにうまく馴染めないでいた。
一方、他人の心の声が聞こえる体質で、トラブル無縁生活のためにそつなく立ち回れてしまう鏑木律。
来栖さんはそんな一見世渡り上手な彼に憧れの眼差しを向け、『鏑木くんと仲良くなりたい』という願いを持つように!
美少女だけど無愛想、近寄りがたい来栖さん。周囲からは鏑木くんに鋭い眼光を向けているように見えるも、
(鏑木くん、寝顔かわいすぎ……!? ずっと見ていたい)
真意は裏腹、心の中ではよくデレていて。
そしてその健気な想いは――もちろん鏑木くんには丸聞こえなのである!
上記の通り、言葉では伝えられない少女と、心の声が聞こえてしまう少年による、静かに心を通わせていくラブコメが本作の最大の魅力です。無表情で無口な来栖さんは、自分の気持ちにすら無自覚なまま、心の中で恋心を育てていきます。
その内なる好きが全部聞こえてしまう鏑木くんは、彼女の本当の想いを誰よりも理解し、さりげなく支えていきます。すれ違いのない穏やかな関係性と、心がふわっとあたたかくなるような距離感が心地よい、優しさでつながる青春ラブコメです。
読んだ感想:無口ヒロイン好きだけじゃなく、癒やし系ラブコメを求める人にも刺さる!
この作品の魅力はなんといっても瑠璃奈の可愛らしい点だと思います!
瑠璃奈は無口のため、普段はタブレットで人とコミュニケーションをしており表情の変化も乏しいため
他人に誤解を与えやすい女の子。
文字だけだとどうしても、誤解を与えやすいですよね。
実際の彼女は心が綺麗な純粋な女の子です。
人の言うことを何でも信じてしまうところ可愛いし、頑固な一面も不思議と可愛く見えます!
彼女を見ていると邪な心が浄化されます笑
しかし、これは彼女の心の声のため、本当の彼女の姿は誰にも伝わることはありませんでした。
今後も他人に誤解を与えながら生きていくと思いきや鏑木律の登場により全てが一変します!
彼には人の心の声を聞くことができる不思議な力があり、その力のお陰で本当の彼女に出会います。
その出会いをきっかけに、みんなに本当の瑠璃奈を知ってもらおうと律が奮闘します。
これだけ聞くと、瑠璃奈のみが一方的に徳をしていると思いますが、この作品の面白いところは瑠璃奈のお陰で律も少しずつ救われていくところです。
律は幼い頃から人の心の声が聞こえるため、人の本性(悪意)に多く触れていたため、心が疲弊しきっていたり、人混みだとたくさんの心の声が聞こえるため体調が悪くなったりとあまりいい状況ではなかったです。
しかも、律自身がお人好しのため困っている人を助け続けていった結果、みんなから頼られる男になっていきます。そのせいで、自分の弱いところを見せることができずに苦労していました。
そんな時に、純粋な瑠璃奈と出会い素直で純粋な瑠璃奈と関わっていくうちに少しずつ心が癒され、本当の自分を瑠璃奈の前だけ見せていきます。
瑠璃奈、律ともにお互いに救われていく関係性がすごい素敵だなと思いました。
また、律は他人の心の声を聞くことができるため空気を読むことが得意でしかも、成績は学年トップで
イケメンという超ハイスペックな青年です。
そのため、非常にモテます。ここまで、凄いと嫉妬する気も失せてきます笑
律は彼女を作る気がないため、周囲には歳上の彼女がいると嘘をついていますが律の周りにはいつも美少女たちでいっぱいです笑
引用元:喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。 1巻より Screenshot
ですが、学年一位を維持するために、他の人よりもたくさん努力していたりと人間味が溢れる一面もあり、魅力的な主人公になっています!
可愛いヒロインたちに囲まれるハーレム系作品が好きな方にもオススメの作品となっています!
登場人物
①鏑木律
引用元:喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。 1巻より
<キャラ紹介>
・他人の心の声が聞こえる特異体質の持ち主。
・空気を読みすぎてしまうがゆえに、人付き合いは超器用。
・学年トップの秀才&イケメンという完璧スペック。

鏑木律は、人の心の声が聞こえるという不思議な力を持った少年。人の本性に触れ続けたことで心が疲れ、自分の気持ちを誰にも見せずに生きてきた不器用な努力家です。勉強も運動も完璧、容姿端麗で周囲から頼られる人気者ながら、実は孤独を抱えた繊細な青年。その彼が、無口だけど心は真っ直ぐなヒロイン・来栖さんと出会い、初めて「本音で向き合える関係」に心を救われていきます。気遣いと優しさの塊である律は、まさに静かなカリスマ。理想の彼氏キャラとしても大人気の、魅力あふれる主人公です!
②来栖瑠璃奈
引用元:喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。 1巻より
<キャラ紹介>
・人との会話はほぼタブレット任せ、感情表現が苦手な無口系美少女。
・誤解されやすいけど、実は人一倍ピュアで健気。
・鏑木律に憧れ、全力で「仲良くなりたい」と願う想いが尊い。

来栖瑠璃奈は、冷たい印象を与える無口な転校生。けれどその心の中は、実はとびきりピュアで恋に一途なヒロインです。感情を表に出すのが苦手なため周囲に誤解されがちですが、鏑木くんへの気持ちは心の声で筒抜け状態。「一緒に帰れたら幸せ」「寝顔かわいい」など、脳内で常に好きが溢れていて、そのギャップがとにかく可愛すぎる! タブレット越しの会話、素直になれない距離感、そして鏑木律だけに見せる特別な一面――無口なのに感情豊かな新時代のヒロインとして、彼女の魅力にハマること間違いなしです。
『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』が好きな人にオススメの作品
『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』が好きな方には、以下の作品もオススメです。
①愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む
✅『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』ファンに刺さるポイント
🔹静かな想い×甘やかしヒロインが絶妙!
『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』は、無口な美少女が心の中でデレているギャップが魅力のラブコメです。一方、『愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む』では、安らぎ系ヒロイン・里見千佳が、真面目な主人公・颯真にだけいたずらな笑顔を見せるという、穏やかに見えて攻めてくるヒロインの甘さが炸裂します。口数は少ないけど心の声が可愛すぎる来栖さんが好きな方には、間違いなく千佳にも心奪われるはずです!
🔹恋愛未満のイチャイチャが最高すぎる!
どちらの作品にも共通するのは、まだ付き合ってないけど、どう見ても両想いな関係性。颯真と千佳の距離感は、最初からバグっていてイチャイチャ全開。にもかかわらず、お互いにまだ恋愛の自覚が薄いというじれったさがたまらないんです。無自覚で照れ合う2人の甘酸っぱいやり取りは、『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』でニヤニヤした人なら間違いなくにハマります!
🔹癒しと刺激のバランスが絶妙!
『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』の魅力は、心がほんわかする優しい空気感と、来栖さんの内心とのギャップの破壊力です。『愛され天使なクラスメイト』でも、穏やかで癒し系の千佳が、颯真だけにだけドS気味ないたずら笑顔を見せることで、優しさと刺激のバランスが絶妙なラブコメになっています。ギャップ萌え、甘々な展開、はっきり言って隙がないです!
『愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
②孤独な深窓の令嬢はギャルの夢を見るか
✅『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』ファンに刺さるポイント
🔹「清楚×ギャル」ヒロインが可愛すぎる!
『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』の魅力は、無口で誤解されがちなヒロイン・来栖瑠璃奈が、心の中で想いを叫んでいるギャップでした。そんなギャップ萌えに惹かれたあなたには『孤独な深窓の令嬢はギャルの夢を見るか』がぴったりです!本作のヒロイン・瑞希は、清楚な深窓の令嬢でありながら、実はギャルファッションに憧れる心を秘めた女の子。その上、見た目ギャルでも中身は超奥ゆかしい大和撫子。この見た目と中身のギャップに、キュン死すること間違いなしです!
🔹少しずつ心の距離を詰めていくラブコメ最高!
瑞希もまた、周囲に本当の自分を見せられずに孤独を抱えているヒロイン。だからこそ、来栖さんのように自分らしさを理解してくれる相手との関係性に強く惹かれます。彼女のギャル姿を偶然目撃した主人公・公親との出会いをきっかけに、少しずつ心の距離が近づいていく描写は、『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』のような静かでじれったいラブコメが好きな人にドストライクです!
🔹不器用な二人が織りなす、応援したくなる純愛ラブコメ
『孤独な深窓の令嬢はギャルの夢を見るか』では、瑞希の健気なアプローチと、公親の天然でまっすぐな性格が噛み合わないまま、ゆっくりと絆を深めていきます。そのすれ違い具合は、『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』で、心の声を聞ける律が来栖さんの不器用な想いに気づきながらも、丁寧に距離を縮めていった関係性とも重なり、両作ともにじれったさとピュアさに心をくすぐられます。
『孤独な深窓の令嬢はギャルの夢を見るか』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
まとめ
『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』は、言葉では伝えられない想いが心の声として届く、ありそうでなかった設定が光るラブコメ作品です。
来栖さんの内に秘めた純粋な恋心と、律の優しさあふれる受け止め方。ふたりの距離が少しずつ縮まっていく様子に、思わず「がんばれ…!」と応援したくなるはずです。
無口だけど素直、クールだけど一途。そんなギャップにやられたい方には間違いなく刺さる1冊です。心温まる青春ラブコメをお探しの方に、全力でおすすめします!
また、下記の記事に本当に面白かったラブコメ作品をまとめております。良かったら、ご覧下さい。