こんにちは、アシカです!
今回は、静かに胸を打つ日常系癒し漫画『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』をご紹介いたします。
仕事終わりのひととき、ふと足を運んだスーパー。その裏手でこっそり交わされるタバコと会話。
中年サラリーマンと、スーパーのレジ係との“他愛もないけれど大切な時間”が、物語の中心となっている日常系漫画となっています。
この記事は下記のような方にオススメです。
▪️何気ない日常を楽しみたい方。
▪️癒しを求めている社会人の方
▪️キャラクター同士の駆け引きや“からかい”が好きな方。
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』はどんなお話?
主人公は、どこにでもいるような中年サラリーマン・佐々木さん。
彼の一日の癒しは、仕事帰りに立ち寄るスーパーの「二番レジの山田さん」の笑顔を見ること。
ある日、タバコを吸いたくて店の前に立ち寄った佐々木さん。
しかしそのスーパーは全面禁煙。吸えずに立ち去ろうとしたところ、裏口でこっそり喫煙していた女性店員・田山さんに声をかけられます。
そしてふたりは、仕事終わりの“スーパーの裏”で、一緒にタバコを吸うような仲に――
しかしここで驚くべき事実が判明します。
実はその田山さん=山田さんだったのです!
つまり佐々木さんは、レジの彼女(山田さん)と、裏で煙草をくゆらせる彼女(田山さん)
同一人物と気づかないまま、別人として接しているという、絶妙なズレが本作の魅力となっています。
彼女は自ら正体を明かさず、佐々木さんとの関係を揶揄いながらも大切にしている、そんな二人の関係性に憧れます。
この関係を「面白がって」いるのが、他でもない田山さん(山田さん)自身。
なお、2026年5月時点では、Kindle Unlimitedに加入すれば本作の1巻を読むことができます。
気軽に試し読みできるので、「ちょっと気になる」くらいの人でも入りやすいのが嬉しいポイントです。
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魅力・見どころ
① 日常の中にある“何気ない時間”が、いちばん贅沢だった
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』の魅力は、“何気ない時間”が心に刺さるところです。
舞台は、どこにでもあるスーパーの裏口。
華やかな展開も、大きな事件もありません。
あるのは、仕事終わりの佐々木さんと田山さん(山田さん)が、タバコを吸いながら交わす、ただの雑談だけ。
天気の話、仕事の愚痴、ちょっとした冗談。
それだけなのに、なぜか読んでいるこっちの心が、ゆっくりほどけていきます。
今の時代って、常に「効率」や「成果」を求められますよね。
気づけば、何気ない時間や、誰かとただ過ごすだけの時間を“後回し”にしてしまいがちです。
でもこの作品は、そんな価値観をひっくり返してくれます。
何気ない時間こそが、いちばん贅沢で、いちばん心を満たしてくれる。
引用元:スーパーの裏でヤニ吸うふたり 2巻より Screenshot
スーパーの裏という、人目につかない場所。
ただのサラリーマンと、ただのレジ係。
だからこそ、そこには肩書きも、しがらみもなくて、ただ“その瞬間”だけがあるんです。
恋人でもない。
友達とも少し違う。
でも、確かに心地いい距離感。
この曖昧でゆるい関係性が、現代の人間関係に疲れた人ほど、刺さります。
気づけば、自分もその場にいるような感覚になる。
隣で一緒にタバコを吸いながら、ぼーっと会話を聞いているような、不思議な没入感があります。
派手な展開はありません。
でも、その静かな空気感が、じんわり心に残る。
ただ一緒にタバコを吸う。
それだけの時間が、こんなにも愛おしく感じられる作品です。
忙しい日々の中で、少しだけ立ち止まりたくなったとき。
この作品は、ちょうどいい“逃げ場所”になってくれます。
② 鈍感な佐々木さんと、小悪魔な田山さんの絶妙な関係性
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』がここまで惹きつけられる理由のひとつが、このふたりの“性格の対比”です。
引用元:スーパーの裏でヤニ吸うふたり 1巻より Screenshot
まず主人公の佐々木さん。
一言でいうと、真面目で優しい、どこにでもいそうなサラリーマンです。
身なりも言動もきちんとしていて、誰にも迷惑をかけないように生きているタイプ。
職場でも目立たず、波風を立てず、淡々と仕事をこなす。
いわゆる“いい人”なんですが、その分どこか不器用で、恋愛にもかなり奥手です。
そんな彼のささやかな楽しみが、スーパーのレジ係・山田さんの笑顔。
好意を抱いてはいるものの、声をかけることもできず、ただ見守るだけ。
この「何もできないけど、気になってしまう」という距離感が、すごくリアルなんですよね。
一方で、田山さん(=山田さん)は真逆の存在です。
ちょっと小悪魔で、からかい上手。
しかも、自分の正体を明かさずに“別人”として接するという、かなり遊び心のある女性。
でもそれが嫌な感じは一切なくて、むしろ自然体で、人との距離の取り方が上手いキャラなんです。
このふたり、年齢も性格もバラバラ。
だからこそ、会話の一つひとつが絶妙に噛み合って、見ていて心地いい。
佐々木さんが少し緊張しながら話すと、田山さんが軽く茶化す。
それに対して真面目に返す佐々木さんを見て、さらにからかう。
このやりとりが、とにかくクセになるんです。
しかも田山さんの“からかい”って、ただのイタズラじゃないんですよね。
ちゃんと相手との距離を見ながら、少しずつ踏み込んでいく感じ。
佐々木さんの緊張をほぐしていたり、反応を楽しんでいたり、そこにはちゃんと“優しさ”がある。
だから読んでいて不快にならないし、むしろ「この距離感いいな」と思わせてくれるんです。
正反対だからこそ成り立つ関係。
でもその根底には、ちゃんと心地よさがある。
このふたりのやりとりを見ていると、
昔の何気ない会話とか、ちょっとしたやりとりを思い出して、じんわりくる人も多いはずです。
派手な恋愛でも、ドラマチックな展開でもない。
でも、この“距離感”こそが、ずっと見ていたくなる理由なんだと思います。
登場人物
①佐々木さん
引用元:スーパーの裏でヤニ吸うふたり 1巻より
<キャラ紹介>
・真面目で控えめな性格の中年サラリーマン。
・スーパーのレジ係に癒される、心優しき日常人。
・煙草を通じて人と繋がる姿が、共感と温かさを呼ぶキャラクター。

佐々木さんは、仕事帰りにスーパーに立ち寄るのが日課の、ごく普通の中年サラリーマンです。
その姿勢は控えめで誠実。スーパーのレジ係・山田さんの笑顔に密かな癒しを感じつつも、話しかける勇気がないほど慎重で繊細な性格です。そんな彼が、ひょんなことからスーパー裏の喫煙所で女性店員・田山さんと出会い、静かに人と関わる喜びを知っていく過程が、読者の共感を誘います。
②田山さん(山田さん)
引用元:スーパーの裏でヤニ吸うふたり 1巻より
<キャラ紹介>
・レジ係としての「山田さん」と、喫煙仲間「田山さん」の二面性を持つ店員。
・からかい上手な一面と、繊細な気遣いを併せ持つ大人の女性。
・秘密を楽しみながらも、佐々木さんとの距離を大切にする“愛されキャラ”。

田山さん(山田さん)は、スーパーで働く若き女性店員。日中は柔らかな笑顔でレジに立ち、夜になると裏口でタバコをくゆらせる一面を見せる――そんな二面性のある魅力的なキャラクターです。正体に気づかない佐々木さんをひそかにからかいつつ、そのやりとりに温かな愛情をにじませる彼女の姿に、多くの読者が惹かれます。
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』が好きな人にオススメの作品
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』が好きな方には、以下の作品もオススメです。
①ゆるキャン△
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』で、何気ない時間の心地よさや、ゆるやかな人との距離感に惹かれた人にこそ読んでほしいのが、『ゆるキャン△』です。
キャンプを題材とした作品で、ソロキャンプが好きな志摩リンと、アウトドアに惹かれていく各務原なでしこたちが、自然の中でゆったりとした時間を過ごしていく物語。
派手な展開はなく、ただ焚き火を眺めたり、ご飯を食べたり、景色を楽しんだり――そんな日常の延長のような時間が丁寧に描かれています。
“スーパーの裏で過ごす何気ないひととき”に癒やされた人なら、『ゆるキャン△』の空気感にもきっとハマるはずです。
リンとなでしこたちが交わす、何気ない会話や距離感は、どこか佐々木さんと田山さんの関係にも通じるものがあります。
特別なことは起きない。
でも、その時間がやけに心に残る。
そんな“何気ない時間の価値”を教えてくれる作品だからこそ、『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』が好きな人には、間違いなく刺さります。
『ゆるキャン△』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

②かわいいのは俺である
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』で、“相手に振り回される関係性”や“ちょっとしたズレが生む面白さ”に惹かれた人にこそ読んでほしいのが、『かわいいのは俺である』です。
ダンス系YouTuberとして活躍する俺様系イケメン・ユキと、彼をからかって楽しむヒロイン・百合乃の関係を描いたラブコメ作品。
一見すると「余裕のある主人公が主導権を握る物語」に見えますが、実際は真逆で、最初から最後まで百合乃が完全に主導権を握っています。
余裕のあるはずのユキが、気づけば翻弄される側に回っている。
この“関係のズレ”がとにかく面白い。
田山さんに振り回される佐々木さんの構図が好きな人なら、この関係性には確実にハマります。
自分がリードしているつもりなのに、なぜか勝てない。
でも、そのやりとりが心地いい。
さらに面白いのが、百合乃もまたユキにゾッコンだという点。
外では余裕たっぷりにからかっているのに、内心では「可愛すぎる」と悶えている――このギャップがたまりません。
ただの“からかいラブコメ”ではなく、
お互いに惹かれ合っているのに、素直になれない距離感と主導権の奪い合いを楽しむ作品。
振り回される側のもどかしさと、それすら心地よく感じてしまう関係性が好きな人には、間違いなく刺さる一作です。
『かわいいのは俺である』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

③佐々木とピーちゃん
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』で、“大人同士のゆるやかな距離感”や“仕事終わりのささやかな時間”に癒やされた人にこそ読んでほしいのが、『佐々木とピーちゃん』です。
ブラック企業勤めのサラリーマン・佐々木が、ペットショップで出会った一羽の文鳥(実は異世界の賢者)をきっかけに、現実と異世界を行き来することになる物語。
異世界での商売やバトルといった要素はありつつも、物語の軸にあるのは“仕事終わりの時間”や“肩の力を抜ける居場所”です。
何か特別なことが起きなくても、誰かと過ごす時間が心を軽くしてくれる。
そんな感覚は、『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』の空気感が好きな人ほど共感できるはず。
仕事に疲れた大人が、ほんの少しだけ日常から離れて息をつく。
その“余白”の描き方がとても心地いい作品です。
派手な展開だけでなく、日常に寄り添うような癒やしを求めている人には、間違いなくハマる一作です。
『佐々木とピーちゃん』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

まとめ
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』は、派手な展開やドラマチックな演出は一切ありません。
ですが、その静けさこそが魅力であり、喧騒に疲れた私たちの心を癒してくれます。
人生において、誰かとほんの少し「共に過ごす時間」が、どれだけ尊いか――
この作品は、そんなことを自然と教えてくれます。
「平凡な日常」の中に、ささやかな笑いと、ぬくもりを。
ぜひこの優しい世界に、あなたも一度、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
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