こんにちは、アシカです。
『冒険家エリオットの千年物語』は、冒険家エリオットと相棒の妖精フェイが、国と姫を救うために4つの時代を巡るアクションRPGです。
本作をプレイして最初に感じたのが、
「久しぶりに、ここまで真っすぐな王道ファンタジーを遊んだな」
ということでした。
物語は、子どもの頃に読んだ御伽話の英雄譚を見ているような分かりやすさがあります。
難解な専門用語や複雑すぎる人間関係に振り回されることもなく、主人公が国と姫を救うために時代を越えて冒険する。
本当にシンプルな物語なのですが、最近は重く複雑な作品を遊ぶことも多かったため、逆にこの王道さが新鮮で面白かったです。
また、本編だけでなく、サブクエストの作り込みも本作の大きな魅力でした。
よくある「アイテムを持ってきてほしい」「モンスターを倒してほしい」という内容でも、そこで登場人物の過去や意外な一面が描かれるため、サブクエストを進めること自体が一つの楽しみになります。
特に男女のいざこざを描いたクエストは、純愛すぎて脳をやられました(笑)。

王道ファンタジーが好きな人なら、この雰囲気だけでもかなりワクワクすると思います!
一方、4つの時代を巡るという魅力的な設定に対して、地形やモンスターの変化は少なめです。
武器や魔法の切り替えにも不便さがあり、「ここがもっと快適なら、さらに評価が上がったのに」と感じる部分もありました。
今回は、Nintendo Switch 2版『冒険家エリオットの千年物語』を約20時間でクリアした感想を、良かった点と惜しい点を含めて正直にレビューします。
「『冒険家エリオットの千年物語』は面白いの?」
「レベル上げのないアクションRPGでも楽しめる?」
と購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ゲームの評価基準について
本記事では、以下の5段階で評価しています。
あくまで私自身のプレイ体験に基づいたものですので、購入時の参考程度にご覧ください。
▪️Sランク・・・神作。ゲーム好きであれば必ずプレイしてほしい作品。
▪️Aランク・・・名作。人によってはSランクになってもおかしくない作品。
▪️Bランク・・・普通に面白く、フルプライスで購入しても満足する作品。
▪️Cランク・・・凡作。
▪️ランク外・・・自分には合わなかった作品。
次に遊ぶゲームを探している方へ
アシカブログでは、『冒険家エリオットの千年物語』以外にも、実際に遊んで面白かったゲームのレビューや、おすすめ作品をジャンル別にまとめています。
RPG・アクション・シミュレーション・アドベンチャーなど、次に遊ぶゲームを探している方は、ゲームレビュー&おすすめまとめもあわせてご覧ください。

『冒険家エリオットの千年物語』とは?
引用元:冒険家エリオットの千年物語 ゲーム画面
『冒険家エリオットの千年物語』は、スクウェア・エニックスから2026年6月18日に発売されたアクションRPGです。
ドット絵と3DCGを組み合わせたHD-2D作品であり、HD-2Dシリーズとしては初めての完全新作アクションRPGとなっています。
物語の舞台となるのは、魔物や蛮族がはびこる世界「フィレビルディア」。
加護の魔法によって守られたヒューザー王国で、主人公のエリオットは冒険家として未開の地を調査していました。
しかし、ある出来事をきっかけに、エリオットは相棒の妖精フェイと共に時代を越える壮大な冒険へ旅立ちます。
本作の特徴は、4つの時代を行き来しながら、過去で起きた出来事や世界の謎を解き明かしていくことです。
フィールドでは剣や槍などの武器を使って敵と戦い、フェイの魔法を活用しながら、行けなかった場所への道を切り拓いていきます。
見下ろし型の2Dアクションということもあり、プレイした感覚としては、2Dの『ゼルダの伝説』や『イース』シリーズを思い出すようなゲームでした。
ただし、一般的なRPGのように、敵を倒してレベルを上げるシステムではありません。
新しい武器やアクセサリー、魔石、魔法を入手し、探索によってライフを増やすことで、少しずつ冒険の幅を広げていく作品になっています。
『冒険家エリオットの千年物語』|総合評価
| 項目 | 評価・内容 |
|---|---|
| ストーリー | |
| ゲームシステム | |
| ジャンル | アクションRPG |
| 対応機種 | Nintendo Switch 2・PS5・Xbox Series X|S・Windows・Steam |
| 発売元 | スクウェア・エニックス |
| クリア時間 | 約20時間 |
| 総合評価 | Bランク |
『冒険家エリオットの千年物語』は、総合評価としてBランクとさせていただきます。
個人的に最も良かったのは、子どもの頃に読んだ御伽話を思い出させる王道ファンタジーです。
主人公の冒険家エリオットが、国と姫を救うためにさまざまな時代を訪れる。
物語の目的が最初から分かりやすく、複雑な設定を必死に覚えなくても、純粋にエリオットの冒険を楽しめました。
ストーリーを進める中で出会うキャラクターたちも魅力的です。
特にサブクエストでは、本編だけでは分からなかった過去や人間関係、新しい一面が描かれます。
そのため、報酬のために仕方なく消化するのではなく、「このキャラクターの物語をもっと見たい」と思いながら進められました。
ゲームシステムでは、魔石によるビルドがかなり面白かったです。
決められたポイントの中で好きな魔石を装備し、武器へ能力を付与できるため、自分なりの戦い方を作れます。
魔石をランダムで入手するガチャ要素にも中毒性があり、交換用の石を見つけるたびに、つい回してしまいました(笑)。
一方で、惜しい部分もあります。
4つの時代を移動できるという設定に対して、地形や登場するモンスターの変化は少なく、同じ場所を何度も探索している感覚が強めでした。
また、武器や魔法の種類は豊富なのに、戦闘中にすぐ切り替えられないため、付け替え作業が少しストレスになります。
特にラスボス戦では魔法の変更が必要になる場面があり、この不便さがかなり目立ちました。
それでも、約20時間という長すぎないボリュームの中で、王道ファンタジーの物語、探索、ビルド、歯応えのあるボス戦を一通り楽しめます。
細かな不便さはあるものの、最後まで冒険心をくすぐってくれる良作でした。

欠点はありますが、約20時間で最後まで遊び切れるため、個人的にはフルプライスでも満足できました!
良かった点
①御伽話の英雄譚を思わせる王道ファンタジー
引用元:冒険家エリオットの千年物語 ゲーム画面
『冒険家エリオットの千年物語』をプレイして、最も良かったのがストーリーです。
最近のRPGは、国家同士の争いや複雑な組織関係、難解な専門用語が次々に登場する作品も増えています。
もちろん、そういった重厚な作品も面白いです。
ですが、本作は良い意味で非常にシンプルでした。
主人公は冒険家。
目的は国と姫を救うこと。
そのために、相棒の妖精と一緒にさまざまな時代を訪れ、各地で起きている問題を解決していく。
まるで小さい頃に読んだ御伽話の英雄譚を、そのままゲームとして体験しているような作品でした。
物語の目的が分かりやすいからこそ、プレイヤーが置いていかれることもありません。
「次はどの時代へ向かうのか」
「過去で起きた出来事が、現在にどうつながるのか」
という興味が自然と生まれ、最後まで物語を追い続けられました。
個人的には、ここまで真っすぐな王道ファンタジーをプレイしたのが久しぶりだったため、逆にかなり新鮮でした。
複雑でひねりのある展開で驚かせる作品ではありません。
しかし、分かりやすい目標に向かって冒険し、出会った人々を救いながら英雄になっていく。
そんな王道の面白さを、改めて思い出させてくれる作品だったと思います。

複雑な設定を覚えなくても、純粋に「冒険って面白い!」と思える作品でした!
また、本作の物語はゲームだけで終わらせるには少し勿体ないと感じました。
世界観やキャラクターが分かりやすく、幅広い年代が楽しみやすい作品なので、個人的にはアニメ化してほしいです。
絵本や童話のような形で、エリオットの冒険を最初から振り返るのも面白いと思います。
②サブクエストで登場人物を深く知れる
引用元:冒険家エリオットの千年物語 ゲーム画面
本作で予想以上に面白かったのが、各地で受注できるサブクエストです。
一般的なRPGのサブクエストには、指定されたアイテムを集めたり、特定のモンスターを討伐したりする、いわゆる「お使いクエスト」も少なくありません。
本作にも、クエストの目的だけを見れば、単純なお使いに近いものはあります。
しかし、『冒険家エリオットの千年物語』のサブクエストは、それだけで終わりません。
本編に登場したサブキャラクターの過去や悩み、人間関係を掘り下げる物語として作られているため、クエストを進めるたびに新しい一面を知ることができます。
本編では何気なく話していた人物が、実は意外な悩みを抱えていたり、別のキャラクターと深い関係を持っていたりする。
そうした発見があることで、サブクエストをこなすこと自体が楽しみになっていました。
報酬だけが目的ではなく、「この人たちのその後を見届けたい」と思わせてくれるのが良かったです。
特に印象に残ったのが、クエスト内で描かれる男女のいざこざです。
詳しい内容はネタバレになるため伏せますが、個人的には純愛すぎて脳をやられました(笑)。
引用元:冒険家エリオットの千年物語 ゲーム画面
本編の壮大な冒険とは少し違う、人間らしい感情や関係性を楽しめるのも、本作のサブクエストの魅力です。
正直、サブクエストを飛ばしても本編は進められます。
ですが、本作をプレイするなら、気になったキャラクターのクエストだけでも受注してほしいです。
世界や登場人物への印象が変わり、物語をさらに好きになれると思います。

サブクエストを飛ばしてしまうのは本当に勿体ないです。
気になったキャラのクエストだけでも遊んでみてください!
③魔石と豊富な武器で自分だけの戦い方を作れる
ゲームシステムで特に面白かったのが、魔石によるカスタマイズです。
本作には一般的なレベル上げがなく、敵を何度も倒して経験値を稼ぎ、攻撃力や防御力を上げるゲームではありません。
その代わり、新しい武器やアクセサリー、魔法、魔石を集めることで、冒険を有利に進められるようになります。
魔石は、『ペーパーマリオRPG』のバッジを思わせるシステムです。
装備できるポイントには上限があり、その範囲内で好きな魔石を組み合わせ、武器にさまざまな能力を付与できます。
攻撃を強化するのか、それとも使いやすさを優先するのか。
自分の好きな武器やプレイスタイルに合わせて構成を変えられるため、ビルドを考える楽しさがありました。
さらに、魔石の入手方法にはガチャのようなランダム要素があります。
引用元:冒険家エリオットの千年物語 ゲーム画面
各地で交換用の石を集め、それを消費することでランダムな魔石を入手できます。
このガチャ要素の中毒性が半端なかったです(笑)。

欲しい魔石が出なくても「次こそは!」と思って、交換用の石を集め続けてしまいました(笑)。
また、魔石を装備できる上限ポイントは、お金を使って増やすことができます。
そのため、敵を倒して手に入れたお金にも明確な使い道があり、金策へのモチベーションも保ちやすかったです。
武器についても、剣・槍・ブーメラン・弓・ハンマー・鎖鎌・爆弾など、複数の種類が用意されています。
近距離でテンポ良く攻撃したい人もいれば、敵と距離を取りながら安全に戦いたい人もいると思います。
本作では自分が気に入った武器を選べるため、戦い方のバリエーションはかなり豊富でした。
レベルを上げて数値で押し切るのではなく、手に入れた装備や魔石を組み合わせ、自分なりに攻略していく。
この方向性が本作のアクションとよく合っていたと思います。
一方で、「敵を倒してレベルを上げ、新しい技を覚えたり、ステータスを伸ばしたりするのが好き」という人には、想像していたRPGと少し違って見えるかもしれません。
本作はキャラクターそのものを育てるというより、冒険を通して選択肢を増やしていくゲームです。
この違いは、購入前に知っておいた方がよいと思います。
参考までに私が辿り着いた最強戦術貼っておきます。
④探索とキャラクター強化がうまくつながっている
本作にはレベル上げがありませんが、主人公エリオットのライフは増やすことができます。
ライフを増やすために必要になるのが、「ライフのカケラ」です。
ライフのカケラは、フィールドやダンジョンに隠された宝箱から入手したり、各地にある試練を突破したりすることで手に入ります。
このシステムが、探索や試練へ挑む理由として上手く機能していました。
ただマップを埋めるために歩き回るのではなく、
「この先にライフのカケラがあるかもしれない」
「この試練を突破すれば、次のボス戦が少し楽になる」
という目的を持って探索できます。
特に、アクションRPGではライフの多さが攻略の安定感に直結します。
探索を頑張った分だけ明確に冒険が楽になるため、寄り道をするモチベーションが最後まで続きました。
また、道中では新しい武器やアクセサリー、魔石なども見つかります。
レベルという分かりやすい数字は上がりませんが、探索によって使える選択肢が増え、少しずつ攻略しやすくなっていく感覚はしっかりあります。
「探索」と「成長」が別々の要素ではなく、自然につながっている点は非常に良かったです。

レベルは上がりませんが、寄り道した分だけ確実に冒険が楽になるのは良かったですね!
魔法にも、ワープしたり、自分の分身を作ったりするユニークな能力があります。
単純に攻撃するだけではなく、探索やダンジョンの仕掛けにも関わるため、新しい魔法を覚えた時には「これで、あの場所へ行けるかもしれない」というワクワクがありました。
惜しい点
①時代を移動している感覚が少し薄い
『冒険家エリオットの千年物語』の最大の特徴は、4つの時代を巡ることです。
過去の出来事が別の時代へ影響し、同じ世界がどのように変化していくのかを見る。
設定だけを聞くと、かなりワクワクします。
しかし、実際にプレイしてみると、時代ごとの変化は少し薄く感じました。
もちろん、物語や登場人物は時代によって変化します。
同じ場所でも行ける範囲が異なり、別の時代で得た能力を使うことで、新しい道が開けることもあります。
ただ、地形そのものはあまり大きく変わっておらず、登場する雑魚モンスターも似たような種類が多いです。
せっかく別の時代へ移動しているのに、プレイ中の感覚としては「また同じ場所に戻ってきた」という印象が強くなっていました。
ダンジョンについても、4つの時代で同じ場所を探索することがあります。
時代によって通れる道が変わるのは面白いのですが、中には単純に道が塞がれているだけの場所もあります。
そのため、何度も同じ地形を歩いている既視感が強く、探索を少し退屈に感じる場面がありました。
4つの時代を巡るという設定が魅力的だからこそ、街の形やダンジョン、モンスターの生態などに、もっと大きな変化が欲しかったです。
時代を移動した瞬間に、「世界がここまで変わったのか」と驚ける場面が増えていれば、冒険の印象はさらに強くなったと思います。

4つの時代を巡る設定が魅力的なだけに、街やモンスターにも、もっと大きな変化が欲しかったです。
②ボスのバリエーションが少ない
引用元:冒険家エリオットの千年物語 ゲーム画面
雑魚モンスターだけでなく、ボスのバリエーションも少なめに感じました。
物語を進める中で似たようなボスと戦うこともあり、見た目の新鮮さという意味では、少し物足りなかったです。
ただし、ボス戦そのものがつまらないわけではありません。
同じタイプのボスであっても、出会うタイミングや時代によって技のラインナップが増えたり、以前より攻撃が強化されたりします。
最初に戦った時と同じ感覚で挑むと、追加された技に対応できず、思わぬ苦戦をすることもありました。
本作のアクションは、レベルを上げて攻撃力や防御力で押し切るゲームではありません。
敵の動きを見て回避し、武器や魔石、魔法を使いながら立ち回る必要があります。
そのため、後半のボスほどプレイヤー自身の慣れや判断が試され、しっかり歯応えを感じられました。
ボスの種類がもっと多ければ理想的でしたが、戦闘内容には個人的に満足しています。
種類の少なさを、技の追加や強化で補っている点は良かったです。

同じようなボスでも技が増えているため、油断すると普通にやられます!
③移動とファストトラベルが少し不便
本作にはファストトラベルが用意されており、解放した移動ポイントへ一瞬で戻ることができます。
広い世界を探索する作品なので、この機能自体は非常に便利でした。
ただ、建物やダンジョンの中から直接ファストトラベルできないのが少し不便です。
別の場所や時代へ移動したい場合は、一度建物やダンジョンの外まで戻らなければなりません。
探索を終えて「次の場所へ行こう」と思っても、出口まで歩いて戻る必要があり、その時間が少し勿体なく感じました。
また、本作のダッシュは魔法の力を使って行います。
魔法は使用後、一定時間が経過して魔力が自然回復するまで使えません。
そのため、ダッシュを続けていると魔力がなくなり、回復するまで再びダッシュできなくなります。
戦闘や謎解きで魔力に制限があるのは分かります。
しかし、移動手段であるダッシュまで同じ制限を受けるため、フィールド探索のテンポが少し悪くなっていました。
特に、一度訪れた場所を再び歩く時は、できるだけ早く移動したくなります。
ダッシュだけでも別のゲージにするか、移動中は魔力消費をなくしてくれれば、かなり快適になったと思います。

ダッシュしたいのに魔力の回復待ちになるのは、探索中だと地味にストレスでした……。
④武器と魔法の付け替えが面倒
本作の戦闘で最も惜しいと感じたのが、武器と魔法の切り替えです。
武器の種類は豊富で、それぞれ攻撃範囲や使い勝手が異なります。
敵や状況に合わせて武器を使い分けることができれば、リアルタイムバトルはさらに面白くなるはずです。
しかし、Nintendo Switch 2版では、すぐに使える武器をXボタンとYボタンに設定する形になっており、一度に設定できる数が限られています。
別の武器を使いたい場合は、武器選択画面を開いて装備し直す必要があります。
魔法についても同様で、すぐに使用できるものは一つだけです。
ワープや分身などユニークな魔法が用意されているのに、状況に合わせて素早く切り替えられないため、付け替え作業が少しストレスになっていました。
特に不便さを感じたのが、ラスボス戦です。
詳しいギミックはネタバレになるため伏せますが、複数の魔法を使い分けることが前提になっており、戦闘中に装備を付け替える必要があります。
せっかく緊張感のあるラスボス戦なのに、メニューを開いて魔法を変更するたびに、戦闘の勢いが止まってしまいました。
個人的には、『キングダム ハーツ』のようなショートカット操作が欲しかったです。
ボタンの同時押しなどで複数の武器や魔法を選択できれば、敵の攻撃に対応しながら、その場で戦い方を切り替えられます。
武器や魔法の種類そのものは魅力的だからこそ、それを快適に使い分けられないのが本当に惜しかったです。
ここが改善されれば、本作のリアルタイムバトルはさらに面白くなると思います。

ラスボス戦こそ、ショートカットで魔法を切り替えたかったです!
『冒険家エリオットの千年物語』が好きな人にオススメの作品
①ゼルダの伝説 夢をみる島
『冒険家エリオットの千年物語』のような見下ろし型アクションや、アイテムを使って探索範囲を広げるゲームが好きな人にオススメなのが、『ゼルダの伝説 夢をみる島』です。
本作は、不思議な島「コホリント島」を舞台に、主人公リンクがダンジョンを攻略しながら、島から脱出する方法を探すアクションアドベンチャーです。
剣や盾を使った分かりやすいアクションに加え、新しいアイテムを手に入れることで、それまで通れなかった場所へ進めるようになります。
『冒険家エリオットの千年物語』でも、新しい武器や魔法を入手し、未開の場所へ進んでいく探索が魅力でした。
「あの場所へ、今なら行けるかもしれない」と考えながらマップを歩き回る楽しさは、かなり近いと思います。
また、『夢をみる島』は、可愛らしい見た目に反して、どこか切なく心に残る物語も魅力です。
シンプルな冒険の中に、世界の秘密や登場人物との交流が描かれているため、御伽話のような作品が好きな人にも刺さると思います。
②イースX -NORDICS-
冒険家を主人公とした王道ファンタジーと、テンポの良いアクションを求める人にオススメなのが、『イースX -NORDICS-』です。
『イース』シリーズは、赤毛の冒険家アドル・クリスティンが、世界各地で未知の土地や事件に出会うアクションRPGです。
『イースX -NORDICS-』では、若きアドルと海賊姫カージャが、大海原を舞台に冒険します。
『冒険家エリオットの千年物語』と共通しているのは、主人公が自ら未知の場所へ踏み込み、世界の謎を解き明かしていくところです。
ただ目的地へ向かうだけでなく、「この先には何があるのだろう」と思わせる冒険感が強く、探索すること自体を楽しめます。
戦闘については、『冒険家エリオットの千年物語』よりスピード感があり、武器やスキルをテンポ良く使う爽快なアクションが魅力です。
エリオットをプレイして、「もっとアクション性の高い冒険RPGを遊びたい」と感じた人には、かなりオススメできます。
③空の軌跡 the 1st
王道ファンタジーの物語と、各地の人々を深掘りするサブクエストが好きだった人にオススメなのが、『空の軌跡 the 1st』です。
本作は、遊撃士を目指すエステルとヨシュアが、リベール王国の各地を巡りながら、さまざまな依頼や事件を解決していくRPGです。
『冒険家エリオットの千年物語』と同じく、物語の軸が分かりやすく、各地で困っている人を助けながら冒険が進みます。
特に共通しているのが、サブクエストの面白さです。
単なるお使いで終わらず、その土地で暮らす人々の悩みや関係性が描かれるため、クエストを進めるほど世界への愛着が強くなります。
戦闘システムは異なりますが、
- 王道ファンタジーが好き
- 国を巡る冒険を楽しみたい
- 登場人物の物語を深く知りたい
- 分かりやすい成長物語が好き
という人であれば、『空の軌跡 the 1st』にもハマれると思います。
『空の軌跡 the 1st』については、以下の記事で詳しくレビューしています。

まとめ|王道ファンタジーの魅力を思い出させてくれた一作
『冒険家エリオットの千年物語』は、子どもの頃に読んだ御伽話の英雄譚を思い出させてくれる、王道のアクションRPGでした。
主人公の冒険家エリオットが、相棒の妖精フェイと共に4つの時代を巡り、国と姫を救う。
物語の目的は非常にシンプルですが、だからこそ分かりやすく、純粋に冒険へ没頭できます。
個人的には、久しぶりにここまで真っすぐな王道ファンタジーを遊んだため、逆にかなり新鮮でした。
また、サブクエストの作り込みも素晴らしかったです。
単なるお使いで終わらず、本編に登場したキャラクターの過去や人間関係、新しい一面を知ることができます。
クエスト内で描かれる男女のいざこざも本当に良く、純愛すぎて脳をやられました(笑)。
ゲームシステムでは、魔石によるビルドが面白く、ランダム入手のガチャ要素にもかなりハマりました。
魔石の装備上限を増やすためにお金を稼いだり、ライフのカケラを求めて宝箱や試練を探したりと、探索や金策に明確な目的がある点も良かったです。
一方で、惜しい部分もあります。
4つの時代で地形やモンスターの変化が少なく、同じ場所を探索している既視感が強いこと。
建物やダンジョンの中から直接ファストトラベルできないこと。
ダッシュにも魔力を使用するため、移動のテンポが落ちること。
そして、武器や魔法の種類が豊富なのに、戦闘中の切り替えが不便なことです。
特にラスボス戦では魔法の付け替えが必要になるため、ショートカット機能が欲しかったと強く感じました。
こうした不便さが改善されれば、アクションRPGとしての評価はさらに上がったと思います。
それでも、約20時間という遊びやすいボリュームの中で、物語・探索・ビルド・ボス戦をしっかり楽しめました。
複雑な物語ではなく、分かりやすい王道ファンタジーを楽しみたい人。
未知の場所を探索し、新しい武器や魔法を見つけることが好きな人。
自分なりの魔石構成を考えながら戦いたい人。
そんな方には、十分オススメできる良作です。
個人的には、ゲームだけで終わらず、いつかアニメや童話としてエリオットの冒険をもう一度見てみたいです。
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