こんにちは、アシカです!
テディ・ナイトが初登場した際、彼の口から語られた謎の人物「フォックス」。
当時は、イングランド代表の司令塔や中心選手ではないかと予想していました。
しかし、U-20ワールドカップ・グループリーグの日本代表VSイングランド代表で、ついにフォックスの正体が判明します。
その正体は、まさかの選手ではなくイングランド代表の監督でした。
しかも、フォックスは絵心甚八とも以前から面識があり、二人の会話からは過去に何らかの因縁があったようにも見えます。
そんなフォックスを象徴する言葉が、
「俺が0→1だ」
という発言です。
選手自身に「0→1」を生み出させようとする絵心に対して、フォックスは監督である自分が最初の「1」を与え、選手たちに無限大へ成長させようとしています。
そのため、イングランド戦は日本代表とイングランド代表の試合であると同時に、絵心とフォックスによるサッカー思想の対決になるのではないでしょうか。
今回は、フォックスの正体と思想、絵心やスナッフィーとの違い、さらにフォックスの考え方と相性が良さそうな選手について考察していきます。
※本記事には『ブルーロック』最新話までのネタバレが含まれています。

フォックス以外の新キャラクターや、U-20ワールドカップ、SIDE-Bの最新考察も下記の記事にまとめています!

- フォックスの正体はイングランド代表監督
- フォックスと絵心には過去の因縁がある?
- フォックスの思想|監督が「0→1」を選手に与える
- 絵心は環境を作り、選手自身に「0→1」を求める
- フォックスの思想はスナッフィーと何が違う?
- 日本VSイングランドは絵心とフォックスの思想対決になる
- 本戦では新たな思想が加わり日本代表はさらに混沌とする?
- フォックスの思想に合う選手
- フォックスの登場で吉良涼介の復活説も強まった?
- フォックスはブルーロックの思想を否定する存在になる
- 『ブルーロック』を漫画で読み返すなら漫画全巻ドットコム
- 『ブルーロック』が好きな人におすすめの作品3選
- まとめ|フォックスの「0→1」が絵心とブルーロックを揺さぶる
フォックスの正体はイングランド代表監督
フォックスは、イングランド代表の監督を務める人物です。
引用元:ブルーロック 355話より
その名前が初めて登場したのは、新世代世界11傑の一人であるテディ・ナイトが、ブルーロックメンバーの前に姿を現した場面でした。
テディは圧倒的な実力を持ちながら、自分を「ザコヘボ」と呼び、世界最高峰の選手とは思えないほど自己評価の低い言動を繰り返しています。
さらに、テディの発言には「フォックス」という名前が登場したため、私は当初、フォックスがイングランド代表の司令塔としてテディを動かしているのではないかと予想していました。
しかし、実際に登場したフォックスは、ピッチでプレーする選手ではありません。
イングランド代表を外から導く監督でした。
テディが自分のエゴや判断を前面に出さないのは、フォックスから与えられた「1」を最大限に膨らませることへ特化しているからなのかもしれません。
フォックスと絵心には過去の因縁がある?
フォックスは、絵心甚八とも知り合いだったことが判明しています。
詳しい関係や過去については現時点で明らかになっていませんが、二人の間には単なる代表監督同士とは思えない空気があります。
特に気になるのが、フォックスが絵心の掲げる思想を「夢幻」と表現したことです。
これは、選手自身のエゴから「0→1」を生み出させようとする絵心の育成方法を、現実性のない理想論だと否定しているようにも見えます。
フォックスと絵心は、過去に同じチームでサッカーをしていたのか。
指導者になる前から、お互いの考え方をぶつけ合っていたのか。
それとも、世界一のストライカーを目指していた時代の絵心を、フォックスが知っているのでしょうか。
二人がどのような関係だったのかは、今後のイングランド戦における重要な要素になりそうです。

フォックスは、選手時代の絵心を知る数少ない人物なのかもしれませんね!
フォックスの思想|監督が「0→1」を選手に与える
フォックスを象徴する言葉が、
「俺が0→1だ」
という発言です。
『ブルーロック』における「0→1」とは、何もない状態から得点や勝利につながる最初の可能性を作り出すことです。
どれだけ高い技術を持った選手が集まっていても、誰かが最初の「1」を生み出さなければ試合を動かすことはできません。
これまでのブルーロックでは、この「0→1」を選手自身のエゴによって生み出すことが重要視されてきました。
しかし、フォックスの考え方は異なります。
最初の「1」を作るのは選手ではなく、監督であるフォックス自身です。
フォックスが戦術やきっかけを与え、選手たちは渡された「1」を自分たちの能力によって無限大へ膨らませていく。
引用元:ブルーロック 356話より
つまり、フォックスのチームでは、選手全員が最初の答えを生み出す必要はありません。
与えられた答えを、自分にしかできない方法で進化させればよいのです。
これは、絵心が作り上げてきたブルーロックとは正反対に近い育成思想といえるでしょう。
絵心は環境を作り、選手自身に「0→1」を求める
絵心も、選手たちへ「0→1」のきっかけを何も与えていないわけではありません。
ブルーロックという施設を作り、さまざまな個性や能力を持ったストライカーを競わせ、進化できなければ脱落する極限の環境を用意しました。
しかし、絵心が作っているのは、あくまで選手が自ら答えを見つけるための環境です。
ピッチ上で何を武器にするのか。
どのようにゴールを奪うのか。
自分のエゴはどこへ向かっているのか。
その答えは、選手自身が見つけなければなりません。
潔世一は、試合中に起きている現象を分析し、自分の能力を組み替えながら「0→1」を生み出してきました。
馬狼照英や糸師凛、士道龍聖といった選手たちも、自分の欲望を起点としてゴールへ向かっています。
フォックスが選手へ最初の「1」を与える監督なら、絵心は選手自身が「1」を生み出せる環境を作る監督です。
この違いが、イングランド戦の大きなテーマになると思います。

答えを与えるフォックスと、自分で答えを見つけさせる絵心。どちらが正しいのか注目です!
フォックスの思想はスナッフィーと何が違う?
フォックスの考え方は、新英雄大戦でイタリアのマスターを務めたマルク・スナッフィーに近いところがあります。
スナッフィーも優れた戦術を事前に用意し、選手たちへ役割を与えていました。
ただし、スナッフィーの戦術は、試合中に起こるさまざまな状況を想定して作られた「デザイン」に近いものでした。
選手たちは、スナッフィーが用意した戦術を正確に実行することで、組織として高い完成度を発揮します。
その一方で、戦術の範囲内では、選手が自分で考えてプレーを変化させる余地が少ないという弱点もありました。
実際に馬狼は、スナッフィーの戦術へ従うだけでは潔に勝てないと判断し、最終的にチームを乗っ取るような行動へ出ています。
フォックスも選手へ「1」を与えますが、その後まで自分の計画で縛るわけではありません。
フォックスが作るのは最初のきっかけだけ。
渡された「1」をどのように無限大へ成長させるかは、選手たちに任されています。
スナッフィーが完成された設計図を選手に渡す監督なら、フォックスは最初の発明だけを行い、その先の改良を選手に託す監督と表現できそうです。
似ているようで、実際には選手へ与える自由度が大きく異なります。
日本VSイングランドは絵心とフォックスの思想対決になる
今回の日本代表VSイングランド代表は、単純な戦力同士の勝負では終わらないと思います。
選手自身に「0→1」を求める絵心。
自分が「0→1」となり、選手へ最初の答えを与えるフォックス。
どちらの方法が世界で勝つために適しているのかを証明する、監督同士の思想対決になる可能性が高いです。
しかも、現在のブルーロックメンバーは、絵心のやり方に疑問を持ち始めています。
これまでは、絵心の言葉へ反発しながらも、最終的には彼の理論が選手たちを成長させてきました。
しかし、フォックスのもとでイングランドの選手たちが自由に才能を発揮する姿を見せれば、
「本当に自分たちが0から答えを生み出す必要があるのか?」
「監督から与えられた1を進化させる方が、自分の才能を活かせるのではないか?」
と、日本代表の選手たちが揺らぐ可能性があります。
勝敗だけでなく、ブルーロックの存在意義そのものが問われる試合になるのではないでしょうか。
本戦では新たな思想が加わり日本代表はさらに混沌とする?
グループリーグを突破した後、日本代表には糸師冴とSIDE-Bを勝ち抜いたメンバーが追加される可能性があります。
そうなれば、現在の絵心を中心とした日本代表に、新しい思想を持つ選手たちが加わることになります。
冴は、ブルーロックの思想に従って育った選手ではありません。
世界を経験し、ストライカーではなくミッドフィルダーとして日本を世界一へ導こうとしている存在です。
さらにSIDE-Bは、ブルーロックから脱落した選手たちが、再び代表入りを目指す場所になると予想されます。
彼らは、絵心の選考では一度「不要」と判断された選手です。
そのメンバーが代表へ加われば、絵心の思想だけでは説明できない才能や価値観が日本代表へ持ち込まれます。
絵心のブルーロック。
冴が世界で身につけたサッカー観。
SIDE-Bを勝ち抜いた脱落者たちの価値観。
そこにフォックスの思想によって揺さぶられたブルーロックメンバーまで加われば、日本代表は今まで以上に混沌としたチームになるでしょう。
しかし、『ブルーロック』では異なるエゴがぶつかり合うことで、新しい化学反応が生まれてきました。
思想が統一されていないからこそ、誰にも予測できない日本代表が完成するのかもしれません。
SIDE-Bについては下記の記事で考察しています。
気になる方はご覧ください。

フォックスの思想に合う選手
フォックスの「監督が1を与え、選手が無限大へ膨らませる」という思想は、自分で攻撃の起点を作るより、与えられたきっかけを才能によって進化させる選手と相性が良いと考えられます。
ここからは、フォックスの思想に合いそうな選手を考察します。
凪誠士郎|生み出された「1」を超天才的なプレーへ変える
最もフォックスの思想と相性が良いと思うのが、凪誠士郎です。
凪は自分からサッカーを始めた選手ではありません。
御影玲王に才能を見つけられ、玲王からパスや目標を与えられることで、天才的な能力を発揮してきました。
凪の最大の魅力は、誰かが生み出したチャンスを、想像もできないスーパープレーへ変えられることです。
玲王や潔から届いたボールという「1」を、天才的なトラップによって一気に無限大へ膨らませる。
まさにフォックスが求めている選手像に近いのではないでしょうか。
新英雄大戦では、凪自身が「0→1」を生み出そうとして苦しみました。
自分から新しいサッカーを作ろうとしても明確な答えを見つけられず、潔に勝利した後は目標まで失っています。
これまでは、凪にエゴや努力が足りなかったことが脱落の原因だと考えていました。
しかし、フォックスの思想が登場したことで、そもそも凪に「自分で0→1を生み出す」というブルーロックの成長方法が合っていなかった可能性も出てきました。
凪は0から1を作る選手ではなく、誰かが作った1を100にも無限大にも変えられる選手なのかもしれません。
凪の脱落理由や復活するタイミングについては、以下の記事で詳しく考察しています。


凪に足りなかったのはエゴではなく、才能を最大限に活かしてくれる「最初の1」だったのかもしれません!
蜂楽廻|与えられたきっかけを自由な発想で広げられる
蜂楽廻も、フォックスの思想と相性が良い選手だと思います。
蜂楽は自分のドリブルによって「0→1」を生み出せる選手ですが、味方から与えられたボールやイメージを、独創的な発想でさらに大きくできる選手でもあります。
決められた戦術を忠実に再現するだけでは、蜂楽の自由な発想は十分に活かせません。
しかし、フォックスは最初のきっかけだけを与え、その先を選手へ任せます。
フォックスが作った「1」を、蜂楽がドリブルやパスによって予想外の攻撃へ成長させる。
この組み合わせなら、蜂楽の自由を奪わず、チームの攻撃にも組み込めるのではないでしょうか。
テディ・ナイト|フォックスの「1」を無限大へ変える象徴
フォックスの思想を最も分かりやすく体現しているのが、テディ・ナイトです。
テディは新世代世界11傑に選ばれるほどの実力を持ちながら、自分を「ザコヘボ」と呼び、主役になろうとしません。
これは、自分が最初の「1」を生み出す必要がないと考えているからなのかもしれません。
フォックスが作った「1」を受け取り、自分の能力によって無限大へ変える。
それがテディに与えられた役割であり、彼がエゴを前面に出さなくても世界最高峰へ到達できた理由だと考えられます。
テディのプレーによってフォックスの思想が正しいと証明されれば、ブルーロックが積み上げてきた「強烈なエゴを持つ選手こそが世界へ進める」という価値観も大きく揺らぐでしょう。
テディ・ナイトの能力や「無エゴ」については、以下の記事で詳しく考察しています。

フォックスの登場で吉良涼介の復活説も強まった?
フォックスの思想は、吉良涼介の復活にもつながる可能性があります。
吉良は物語の序盤でブルーロックから脱落しました。
絵心が求める強烈なエゴや、自分のゴールを最優先するストライカー像とは、吉良のサッカー観が合わなかったことも脱落した理由の一つだと考えられます。
しかし、それは吉良にサッカー選手としての実力がなかったことを意味しません。
チームや仲間を意識する吉良のプレースタイルも、指導者や戦術が変われば長所として機能する可能性があります。
フォックスの思想に従えば、選手が自分で「0→1」を作れなくても、与えられた「1」を成長させられれば世界で戦えます。
そのため、ブルーロックで脱落した選手が別の思想のもとで再評価される展開は十分に考えられます。
SIDE-Bが、絵心の価値観では評価されなかった選手たちの才能を証明する場所になるのであれば、吉良が再び物語へ戻る可能性も以前より高くなったと個人的には思います。
もちろん、現時点で吉良の復活が確定したわけではありません。
それでも、フォックスという新しい指導者の登場によって、
「ブルーロックから脱落した=世界では通用しない」
という構図が崩れ始めたのではないでしょうか。

絵心に選ばれなかった選手が、別の思想で進化して戻ってきたら最高に熱いですね!
フォックスはブルーロックの思想を否定する存在になる
フォックスの登場は、単にイングランド代表の監督が判明しただけではありません。
『ブルーロック』がこれまで描いてきた「選手自身のエゴで0→1を生み出す」という価値観に、明確な別解が提示された場面だと思います。
絵心は、選手が自分で答えを生み出す環境を作りました。
フォックスは、自分が最初の答えを与え、その先を選手へ任せます。
スナッフィーは、試合の展開まで含めた完成度の高い戦術を用意しました。
同じ監督でも、選手の成長や勝利へ至る方法はまったく異なります。
どの思想が正解なのかは、一つに決められないのかもしれません。
選手によっては絵心の環境で大きく成長し、別の選手はフォックスから「1」を与えられた方が才能を発揮できる。
その違いが明確になれば、凪をはじめとした脱落者への見方も大きく変わります。
『ブルーロック』を漫画で読み返すなら漫画全巻ドットコム
フォックスの思想を深く理解するには、物語序盤から描かれてきた「0→1」と、絵心の発言を振り返ることも重要です。
潔がブルーロックへ入寮し、自分のゴールによって試合を動かせる選手へ成長していく過程を読み返すことで、フォックスとの思想の違いがさらに分かりやすくなります。
漫画全巻ドットコムでは、『ブルーロック』の紙書籍や電子書籍をまとめて探せます。
対象となる新品全巻セットには、全冊分の透明ブックカバーが付く場合もあるため、単行本をきれいに保管したい方にもおすすめです。
フォックスと絵心の思想対決に備えて、これまでの「0→1」の描写を最初から振り返ってみてください。
『ブルーロック』が好きな人におすすめの作品3選
『ブルーロック』のような、個性的な選手たちの成長や、異なるサッカー観がぶつかる作品が好きな方におすすめの作品を3つ紹介します。
今回の記事で考察した「選手の才能と指導者の思想」という視点でも楽しめる作品を選びました。
①アオアシ
『ブルーロック』で描かれる選手の成長や、監督によって才能の使い方が変わる展開が好きな方には、『アオアシ』がおすすめです。
主人公の青井葦人は、地元では得点能力の高いFWとして活躍していました。
しかし、東京シティ・エスペリユースの監督・福田達也に才能を見出されたことで、これまでとはまったく違うサッカー人生を歩み始めます。
特にフォックスの記事を読んだ後に注目してほしいのが、指導者が選手へ与える影響です。
福田監督は、アシトが自分では気づいていなかった能力を見抜き、その才能を最大限に活かすための新しい役割を与えました。
本人が思い描いていた道とは違っていても、優れた指導者が最初の「1」を与えることで、選手の才能が大きく広がっていく。
この関係性は、フォックスの思想にも通じる部分があります。
一方、『ブルーロック』がストライカーのエゴや個人能力を重視する作品なのに対して、『アオアシ』ではチーム戦術やポジショニング、選手同士の連動が細かく描かれています。
同じサッカー漫画でも異なる視点から競技を楽しめるため、『ブルーロック』と読み比べるのもおすすめです。
アニメ第2期の内容や注目ポイントについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

②キャプテン翼
世界を舞台にしたサッカーや、強烈な個性を持つライバル同士の戦いが好きな方には、『キャプテン翼』がおすすめです。
主人公の大空翼が、日向小次郎をはじめとした日本のライバルや、世界各国の強豪選手と戦いながら成長していく王道サッカー作品です。
『ブルーロック』のU-20ワールドカップ編と同じく、国によって異なるプレースタイルやサッカー観がぶつかるのが大きな魅力となっています。
テクニックで試合を支配する選手。
圧倒的なフィジカルでゴールを狙う選手。
優れた戦術によって相手を追い詰めるチーム。
それぞれが自分たちのサッカーを信じ、世界一を目指して戦います。
特に日向小次郎は、どのような状況でもゴールを狙い続ける強烈な執念を持っており、『ブルーロック』に登場しても違和感がないほどエゴの強いストライカーです。
必殺シュートの派手さだけでなく、選手同士のライバル関係や、敗北から立ち上がる人間ドラマもしっかり描かれています。
詳しい感想や作品の魅力については、以下の記事で紹介しています。

③Mr.CB
ストライカーとは違う視点から、選手の才能と成長を楽しみたい方には、『Mr.CB』がおすすめです。
本作の主人公・千明明は、プロ経験のない無名の高校生です。
しかし、元日本代表CBの吉永に才能を見出されたことで、センターバックとして成長していきます。
千明は最初から完成された選手ではありません。
技術も経験も足りず、全国的に名前が知られているわけでもありませんが、吉永の指導によって自分の武器や役割を理解していきます。
この関係性は、フォックスの思想を考えるうえでも興味深いものです。
選手自身が何もない状態から答えを生み出すのではなく、指導者が才能を見つけ、成長のきっかけとなる「1」を与える。
その「1」を受け取った千明が、自分で考えながらセンターバックとしての可能性を広げていく姿は、フォックスが理想とする選手の成長に近いものがあります。
また、『ブルーロック』がゴールを奪うストライカーを中心に描いているのに対して、『Mr.CB』はゴールを守るセンターバックが主役です。
相手の狙いを読み、ポジショニングや駆け引きによって攻撃を止める面白さが描かれているため、サッカーを新しい視点から楽しめます。
実際に読んだ感想や千明の成長については、以下の記事で詳しく紹介しています。

まとめ|フォックスの「0→1」が絵心とブルーロックを揺さぶる
フォックスの正体は、イングランド代表の選手ではなく監督でした。
彼が掲げるのは、監督自身が「0→1」を作り、選手たちが与えられた「1」を無限大へ成長させるという思想です。
選手自身に「0→1」を求める絵心とは、明確に異なる考え方となっています。
フォックスと絵心、スナッフィーの違いを整理すると、以下のようになります。
- 絵心:選手が「0→1」を作るための環境を用意する
- フォックス:監督が最初の「1」を与え、その先を選手へ任せる
- スナッフィー:監督が試合展開まで含めた戦術を設計する
フォックスの思想と特に相性が良いと考えられるのは、凪誠士郎、蜂楽廻、テディ・ナイトです。
なかでも凪は、自分で「0→1」を作るよりも、誰かが生み出した「1」を天才的なプレーによって無限大へ変える方が、本来の才能を発揮できる可能性があります。
そう考えると、凪がブルーロックから脱落したのは実力不足ではなく、絵心の思想との相性が悪かったからなのかもしれません。
さらに、ブルーロックで脱落した選手にも、別の思想や環境で活躍できる可能性が生まれたことで、吉良涼介の復活説も以前より現実味を帯びてきました。
日本VSイングランドは、どちらが勝つかだけではなく、
「最初の1は誰が作るべきなのか」
を決める思想対決になりそうです。
そして本戦で糸師冴やSIDE-Bの勝者が加われば、日本代表にはさらに異なる思想が持ち込まれます。
絵心の思想だけで作られてきたブルーロックが、フォックスという別解に触れ、どのように変化していくのか。
今後のイングランド戦から目が離せません。
フォックス以外の新キャラクターや、U-20ワールドカップ、SIDE-Bの最新考察を読みたい方は、以下の総合ページもご覧ください。

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